両親を殺害した事件で横浜地裁に起訴されていた17歳の少年は、「保護処分が相当」とする判決によって横浜家庭裁判所へ送致されていました。検察側の求刑は懲役10年以上15年以下という、不定期刑の上限でした法制度上、地裁が家庭裁判所へ送致するとの決定に横浜地検は控訴して争うことができません。つまり地裁による家庭裁判所への送致が刑事法上は最終決定…
田村瑠奈被告による殺人、遺体損壊、遺体遺棄の共犯として起訴されていた田村修被告に対し、札幌地裁は懲役1年4月執行猶予4年の判決を言い渡しています(求刑は懲役10年)判決では札幌地検が描いていた、「家族ぐるみの犯行」とする事件の構図がことごとく否定され、田村父母は娘の殺人を後になって知ったと認定し、求刑を大幅に下回る判決となりました本日は…
2022年5月、長野県塩尻市の「ケアハウスえんれい」で、77歳の女性に向精神薬を飲ませ、薬物中毒にして殺害した件で起訴されている望月大輔被告に対し、長野地検は懲役17年を求刑しています向精神薬はうつ病として通院していた望月被告自身が処方されていたものです。女性に向精神薬を飲ませた理由を、望月被告は「(自分に処方された)薬が効かなかったの…