遺体なき殺人 黒木被告に懲役12年求刑

どうにも情報量が少なく、判りにくい事件です
黒木被告は16歳年上の妻(その時点で怪しさしかない)を殺害した容疑がかかっています。自宅から知人に「妻が動かない、自首する」と電話をしたものの、妻の遺体は見つかっていません。黒木被告は当初、「妻が動かなくなったので病院へ連れて行った。その後、回復した」と主張していましたが、どこの病院にも受診した記録は残っておらず、嘘なのでしょう
実際は遺体を焼いた上、その残骸を岡山県のダム湖まで運んで遺棄したものと推測されています。黒木被告は「遺体が見つからなければ有罪にはならない」と思い込んでいたのでしょう


おととし、自宅で妻に暴行を加えて死亡させ、その後、遺棄した罪に問われた男の裁判員裁判で、検察側は懲役12年を求刑しました。
起訴状によりますと、無職の黒木佳史被告(36)は2024年5月、大阪市中央区の自宅で妻のいずみさん(当時52)に暴行を加えて死亡させ、その後、車で岡山県周辺に運び、遺棄した罪などに問われています。いずみさんの遺体はまだ見つかっていません。
裁判員裁判の初公判で、黒木被告は裁判長からの人定質問に対して黙秘。起訴内容についても黙秘しました。
弁護側は傷害致死と死体遺棄については罪の成立を争うなどとして、無罪を主張しました。
検察官は冒頭陳述で、「知人に『妻が動かない、自首する』と電話していることや共犯の男(すでに死亡)が知人に対し、遺体を燃やしながら解体してダムに捨てたと証言している」などと指摘しました。
きょうの裁判で検察側は、協力したとされる男が「死体を土嚢袋に詰めて家の裏で灯油をいれて7~8時間燃やした」と述べたことや男の家からいずみさんと同じDNA型の毛髪が見つかったこと、焼き場から焼かれた人骨やいずみさんに結びつく装飾品などが見つかったことなどを指摘。
死亡したいずみさんは黒木被告から多数の血痕が残るほど激しい暴行を加えられ、「痛い」「やめて」「死んじゃう」といった悲鳴が1時間以上続いていて暴行態様は激しく悪質、さらにダムに捨てて死体遺棄で罪証隠滅を図るなどはなはだしく悪質だ、などとして傷害致死と死体遺棄の罪について懲役12年を求刑しました。
また、公務執行妨害の罪についても懲役10か月を求刑しました。
判決は来月20日に言い渡される予定です。
(MBSニュースの記事から引用)


裏付けのない情報ですが、黒木被告は別の事件を起こして2024年には刑事裁判を受けていた…との話もあります。であるなら、執行猶予期間中に殺人に至ったのか?
冒頭でも書いているように、16歳も年上の女性と結婚した理由が謎であり、財産目当てだったのではないかと疑ってしまいます
遺体そのものは発見されていないものの、妻と同じDNA型の血痕や毛髪は見つかっており、殺害を裏付ける証拠にはなるはずです
黒木被告の弁護人は犯罪が立証されていないと主張していますが、無罪であることも立証はされていません。発見された血痕や毛髪、何かを燃やした痕跡(おそらく遺体を焼いたのでしょう)について、黒木被告側は何も説明できないままです
いまでも「状況証拠だけでは有罪にできない」と主張する人がいますが、実際の裁判では状況証拠の積み重ねで有罪に持ち込んだケースはいくつもあり、状況証拠もバカにはできません
ただ、殺人罪での起訴は見送り、傷害致死罪と死体遺棄罪での起訴ですから、検察側も決め手を欠いている節は自覚しているのでしょう

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