H3ロケット9号機打ち上げ 韓国のロケットは?
6月11日、H3ロケット9号機が打ち上げに成功し、準天頂衛星「みちびき7号機」が所定の軌道に投入されました。日本はアメリカのGPSに依存しない独自の衛星利用測位システムを目指しており、「みちびき7号機」によって完成にまた1歩近づきました。衛星利用測位システムは自動運転を可能にするものであり、将来的には11機の衛星によって精度の高い位置情報が得られるようになります
さて、他方で韓国のロケット打ち上げはどうなったのか、気になったので調べてみました
日本がロケット打ち上げに成功すると、韓国メディアは「負けていない」とばかりに、韓国の宇宙開発を記事にするのが恒例です
韓国の主力ロケット「ヌリ号」の5号機は今年6月に打ち上げられるとアナウンスされていましたが、延期されたままです
韓国型ロケット「ヌリ号」の5回目の打ち上げが、10月以降に延期される見通しとなった。主要搭載物である超小型衛星群の性能を補完するためだ。
韓国宇宙航空庁によると、ヌリ号の5回目の打ち上げ時期は当初の計画より遅れている。超小型衛星群2~6号機の推進器を交換し、追加検証を進めている。
推進器は衛星のエンジンに当たる装置で、軌道を維持したり変更したりする際に推進力を生み出す。複数の衛星が隊列を組んで移動する衛星群には欠かせない部品だ。
今回の措置は、2024年に打ち上げた試作機と、その後に打ち上げた検証機の運用過程で、実際の宇宙環境における推進器の性能が期待水準に達していないことが確認されたためだ。
研究チームは量産型衛星に搭載する改良型推進器への交換を終え、追加試験を進めているという。
ヌリ号の5回目の打ち上げは当初、2026年6月を目標としていたが、その後8月、9月へと順次延期された。衛星の検証日程を考慮すると、現時点では10月初旬以降の打ち上げが有力視されている。
衛星の製作自体は最終段階に入っている。8月中旬に「輸送前審査会」を経て、全羅南道高興郡の羅老宇宙センターへ運ばれる予定だ。
最終的な打ち上げ日程は、8月末に開かれる打ち上げ管理委員会で決定される。
(KoreaWaveの記事から引用)
3号機の打ち上げが2023年5月、4号機の打ち上げが2025年11月です。5号機は2026年の10月か11月となれば、丸1年ほど間が空いたことになり、これでは年に1回の打ち上げペースとなります
韓国は上記の記事にもあるように、小型衛星を複数個打ち上げ、それをビジネスにしようと目論んでいます。そのためには、10回連続打ち上げ成功という実績を示す必要があり、まだ道半ばです(安定して打ち上げに成功させた実績がないと、衛星打ち上げの契約を諸外国から受注できません)
多分、韓国のことですから、5回も成功させれば外国政府や企業に宣伝して受注獲得に乗り出すのでしょう。見切り発車です
本来であれば「ヌリ号」で経験と実績を積み、それをベースに次なるロケット開発を進めるシナリオだったと記憶しているのですが、次期主力ロケットの開発がどうなっているのでしょうか?
日本は大型衛星をH3ロケットで打ち上げ、小型衛星はイプシロンで打ち上げる計画ですが、イプシロンの開発が遅れているのが実情です
イプシロンの改良型であるイプシロンSの打ち上げは今年度中に実施されると思われますので、H3ロケットに続けて成功させてもらいたいところです
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