国旗損壊罪に反対する学者たちの主張

毎日新聞は社の方針として国旗損壊罪制定に反対しているのか、やたら力を入れた報道を展開しています。ただ、それは報道という名のプロパガンダではないのか、と思ってしまいます
歴史学者などがウェッブ上でシンポジウムを開催し、国旗損壊罪反対の意見表明をしたと、毎日新聞が報じています
「国旗は軍国主義のシンボルだから」とか、「植民地支配の象徴」などと指摘しているのですが、あまりに散発的な言い分が並び、反対を表明する論拠として希薄すぎる印象を受けます
そもそも日本の国旗が「軍国主義の象徴であるけしからんもの」であると言うなら、「なぜ国旗を変更しろ」とアピールして国民的な運動を起こし、世論を盛り上げて新国旗制定を目指してこなかったのか、と言いたくなります


日本現代史が専門の本庄十喜(とき)・北海道教育大准教授は、戦前の教科書に描かれた国旗を紹介。「日の丸は軍国主義のシンボルに使われた歴史があり、国旗に敬意を持たない人びとの存在につながっている」と解説した。
加藤圭木・一橋大大学院教授(朝鮮近現代史)は、植民地の人々が日本への抵抗として国旗を扱った経緯から「損壊罪は国家の暴力に抵抗する者を抑えつけるものだ」と訴えた。
この他、日の丸を国旗、君が代を国歌と定めた国旗・国歌法の1999年の成立から続く、教育現場や社会の変化について「市民社会と国家が同一視される傾向があり、危惧している」などの声が上がった。
シンポジウムは日本歴史学協会や、市民団体「子どもと教科書全国ネット21」(東京)など6団体が開催。全国から約300人(主催者発表)が参加した。事務局を務めた小嶋茂稔・歴史学研究会委員長は「呼びかけは1週間程度だったが、多くの市民に危機感があると分かった」と話した。
(毎日新聞の記事から引用)


また、別の記事では「国旗に日本頑張れとメッセージを書き込んでも国旗損壊で処罰される」と、煽るような内容を伝えています
果たしてそうなのでしょうか?
国旗は軍国主義の象徴と彼らは批判するのですが、それはあまりに近視眼的なものの見方なのでは?
戦前、出征する兵士には国旗に「武運超久」などさまざまなメッセージを書き込んで贈る習慣がありました。が、国旗にそうしたメッセージを書き込んでも国旗を汚損したとの理由で処罰されるケースはなかったものと思います(であるからといって、徴兵制を復活させよ、などと主張するつもりはありません。あくまで国旗=軍国主義という近視眼的なものの見方に異論を唱えるのが狙いです)
サッカーワールドカップの会場では、様々な国の国旗を持って応援するファンが見られるわけで、彼ら彼女らは軍国主義者なのでしょうか?
いまどき、日本の国旗だけが軍国主義と結びついた特異な存在、であるかのような主張をするのは中国共産党くらいでしょう
いまさら、国旗に「日本頑張れ」とのメッセージを書き入れてサッカーを応援したところで、逮捕されたり処罰されたりするものなのか?
「あり得ない事例」を持ち出し、国旗損壊罪制定に反対するための口実を作っていると映ります
また、「市民社会と国家が同一視される…危惧している」との文言が記事にありますが、いったいどこで市民社会と国家を線引し、区分けできるのでしょうか?
国家も市民社会もシームレスで繋がり、互いに互いを内包し合う関係にあるのに、線引して区分けするなど困難でしょう。「市民社会は国家とは別に存在する」と言いたいだけなのでは?
「国旗損壊罪は市民の自由を奪う」との主張もあちらこちらで目にしますが、毎朝国旗を燃やしたり切り裂いたりしないと自分を保つことができない市民、などという人がどこにいるのか教えてもらいたいものです
よほど特殊な嗜好、嗜癖を持った市民なのでしょう

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