わいせつ行為で逮捕の臨床心理士 盗撮で再逮捕
障害を持つ人の就職支援活動をしていたYMCAの元職員で、臨床心理士や公認心理士資格を持つ重留真幸容疑者(40)は、指導と称して女性にわいせつ行為をした疑いで逮捕された、と当ブログで取り上げたところです
その重留容疑者がスカートの中を盗撮した動画40本を所持していたとして、性的姿態撮影処罰法違反で再逮捕された、と報じられています
駅構内で女性のスカート内を撮影したとして、警視庁少年育成課は性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで、青少年支援団体「東京YMCA」の元職員、重留真幸容疑者(40)=相模原市南区下溝=を再逮捕した。2回目の逮捕で「スカートが短くて盗撮しやすかった」と容疑を認めている。
再逮捕容疑は昨年6月9~10日、通勤途中に相模原市内と埼玉県朝霞市内の鉄道駅構内で、当時小学6年の女児を含む2人のスカート内を小型カメで盗撮したとしている。
少年育成課は5月、講師を務めるプログラムの参加者にわいせつな行為をした準強制わいせつ容疑で重留容疑者を逮捕。その後の捜査で容疑者のノートパソコンから、盗撮したとみられる画像約40本を発見し、捜査を進めていた。6年秋ごろから10回程度繰り返していた疑いがあり「あらかじめ手提げバッグに小型カメラを入れ、撮影できる状態にして通勤していた」などとも供述しているという。
(産経新聞の記事から引用)
臨床心理士や公認心理師の資格を取得しているのですから、当然、性的欲求に支配された人間の心理状態や行動抑止(性犯罪抑止)のためどうすべきか、知識を有していたはずです
それでも盗撮に取り憑かれ、止められない状態に陥ってしまったのですから、溜息しか出ません
スカートの中を覗きたいという心理状態については、これまでにも当ブログに書いてきました
一般的な心理学と精神分析とでは見解に違いがあります
精神分析の側では、フロイトの主張する去勢不安をベースに考えるのが一般的です。女性にペニスがないこと=去勢されてしまったのではないか、という疑問や不安が男子の中に芽生え、その不安が背景となり女性にペニスがないのを確かめずにはいられないのだ、と
スカートの中のパンツを覗き見たいのではなく、パンツに隠された秘密(ペニスの存在)を確かめたくて、幾度も盗撮を繰り返す、ある意味強迫性の行動に駆られてしまうのですが、本人にその自覚はありません
「欲動はそれが望む形で満たされるまで、繰り返し衝動に駆り立てる」とラカンは述べており、ペニスの不存在を確認し納得するまで、繰り返しスカートの中を覗かずにはいられない状態に置かれます。が、盗撮している本人は衝動に駆られるまま盗撮を繰り返すばかりで、自分が何を求めているのか判らないのだ…と精神分析では説明されます
おそらく重留容疑者も、自分がなぜ盗撮を繰り返したのか、理解できないのでは?
一般的な心理学では、盗撮したことによる成功体験=快楽を繰り返し味わいたくて盗撮を重ねる…といった説明がされます
もちろん、学説=公式見解をそのまま当てはめるのではなく、個々人の体験の上にどのような形で欲動が形作られ、衝動へと駆り立てていたのか、を踏まえた上で考察する必要があるのは言うまでもありません
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