甲子園出場 広陵高校の暴力を第三者委員会が認定

うやむやにされて終わり、と思っていた広陵高校野球部の暴力事件ですが、第三者委員会が調査結果報告書の中で野球部上級生による暴力行為を認める判断を示したと報じられています
暴力行為を行ったとする生徒について、広島家庭裁判所はすでに審判不開始の決定をしています。なので、これ以上は刑事裁判でも争われることはなく、残るは民事裁判での責任追及だけです。第三者委員会の報告を受け、学校側が和解を選択するのか、あるいはあくまで裁判で決着を図ろうとするのか、対応が注目されます


広陵高校の硬式野球部で去年1月に、寮で禁止されていたカップラーメンを食べたことから暴力などを受けた事案について、第三者委員会の調査報告書が公表されました。
28日に広陵高校を運営する広陵学園が公表した第三者委員会の調査報告書によると、被害生徒と加害生徒に主張の食い違いがあるものの、1月21日と22日に複数の上級生が関与する集団的な暴力行為などがあり、中井元監督による高野連への報告がチームの不利益になるという発言などが被害生徒が転校することにつながったことなどを事実認定したとしています。
広陵学園はこの調査報告書を受けて、中井元監督を含む関係者の処遇については今後理事会で審議するとしていますが、全寮制の廃止などをしていくとし、「広陵高校硬式野球部で鍛えたことを誇りに思えるような指導環境整備に努めてまいります」とコメントしています。
(広島ホームテレビの記事から引用)


なお、別件の2023年当時野球部内での暴力行為については、すでに第三者委員会が「暴力行為があったと認めるのは困難」とする報告書を出しており、今回の暴力行為認定で再調査も行われないのでしょう
それにしても全寮制を廃止してもなお、硬式野球部は存続させる方針のようで、大いに疑問です。一旦、野球部を廃部し、中井元監督(現在は野球部を離れ、副校長として在職。中井元監督の息子が野球部を引き継いでいる)の影響を完全に排除(つまり現監督である中井の息子、野球部OBのコーチなど退任させ)する必要があるのではないか、と思います
いくら高校野球で実績を残した人物であれ、野球部内の暴力行為を隠蔽した責任は重大であり、副校長として学校運営に関与させるのは不適格です。「伝統ある野球部」を温存させるのではなく、廃部という大鉈振るってこそ、学校運営も正常化できるのでは?

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