辺野古事故 「抗議活動は正当」と主張続ける
辺野古事故について、「ヘリ基地反対協議会」の仲村善幸共同代表があらためて謝罪文を発出した、と先日当ブログで取り上げました
しかし、もう1人の共同代表である浦島悦子は、別の集会で産経新聞や週刊誌の報道を槍玉に挙げ、事実と違う話を流していると批判を展開しています
寄合世帯である「ヘリ基地反対協議会」は労働組合の人間、市民活動家、政党の党員などが集まっているので、それぞれの主張や言い分を曲げるわけにはいかず、統一見解を打ち出しその見解に沿った行動ができない組織だと判ります
沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し、平和学習中の同志社国際高(京都府)2年の武石知華(ともか)さんら2人が死亡した事故で、2隻を運航する「ヘリ基地反対協議会」の浦島悦子共同代表が事故後、平和ガイドや語り部を育成する講座の中で、「荒れた海に出たというのは間違い。それがすごく流布されている」と発言していたことが4日、関係者への取材で分かった。産経新聞は音声データを入手。浦島氏は「悪意に基づく虚偽情報が本当に山ほど流されている」とも語っていた。
関係者によると、浦島氏は事故から約1カ月後の4月18日、沖縄県の日刊紙「琉球新報社」などが企画・運営する講座「沖縄戦の記憶継承プロジェクト 戦争をしない/させないために」で、参加者を前に講演した。
浦島氏は講座の勉強会で「私たちは学校やご遺族に謝罪の申し入れをしているが、実現していない中でいろいろなことに追われている」と述べ、「皆さんから励ましをたくさんいただいている。それを励みにこの苦境を乗り越えていきたい」と語った。
3月16日の事故当日については「実は修学旅行の生徒たちが海に出るというのは知らなかった」と振り返り、「海上チームにお任せしていた」と釈明した。
事故当日、現場海域には波浪注意報が発表されており、「明らかに白波が立ち、危ない状態」(捜査関係者)だった。事故で抗議船「平和丸」に乗っていた武石さんと「不屈」の船長が死亡し、生徒12人と乗組員2人の計14人が負傷した。
浦島氏は勉強会で「波浪注意報が出ているから出航してはいけないということはない」との認識を示し、「冬場はずっと毎日出ている。2、3カ月の中で出ない日が1日か2日」と指摘した。
(以下、略。産経新聞の記事から引用)
浦島共同代表は「修学旅行生が海に出るとは知らなかった」と主張していますが、過去にも高校生や大学生を抗議船に乗せていた事実は承知していたはずで、あくまで事故当日に限った話でしょう。ただし、それを「海上チームにお任せしていた」と片付け、自分はあくまで無関係だと言いたいようです
そして「海上チームにお任せしていた」と言いつつも、事故当日は「波浪注意報が出ているから出向してはいけないということはない」と、あくまで出航の判断は間違っていないと強弁しています。抗議船の運行に浦島共同代表が関与していないのであれば、このような発言は控えた方がよいのでは?
さらに、「修学旅行生を抗議船に乗せて出航したのは間違いではなく、たまたま高波を受けて転覆してしまっただけ」と言いたげです
事故によって2人の命が失われたことより、ヘリ基地建設に反対してきた自分たちの抗議活動が批判されるのを恐れ、反論せずにはいられない心境なのかな、と想像します
ただし、報道が悪いのではなく、「ヘリ基地反対協議会」の発信力のなさが原因だと自覚する必要もあります
もちろん、記事にある浦島共同代表の発言、根底にある考え方は遺族の心情を逆撫でするものです。浦島共同代表にはその認識が欠けており、抗議活動を守ることしか頭にないのでしょう
また、教員組合は「辺野古の事故と平和教育は別」などと主張していますが、修学旅行時における事故なのですから教職にある者として、より深刻に受け止めるべきではないのか、と言いたくなります。まるで生徒を守る使命を放棄しているかのように聞こえる主張はするべきではありません
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