島原中央高の女子バスケ部 監督が暴言で賠償命令

相変わらず高校の部活動ではパワーハラスメントや暴力など、問題が表面化しています
特に全国大会出場の常連、とされる学校の部活動で顧問や監督、コーチといった指導者がパワーハラスメントを繰り返しており、学校側も指導者のパワーハラスメントを見て見ないフリをしているのではないか、と疑われます
特に私立高校ではスポーツの全国大会出場が至上命題であり、学校の名声を高める手段と化しているため、指導者に独善的な振る舞いがあっても注意などできないのでしょう
私立島原中央高校の女子バスケットボール部員が、監督からパワーハラスメントを受け、転校を余儀なくされたとして損害賠償を求める訴えを起こし、裁判所が監督と学校側に88万円の支払いを命じる判決を言い渡したと報じられています


島原市の高校のバスケットボール部に所属していた女子生徒が監督にパワハラを受けたとして、損害賠償を求めていた裁判の判決が言い渡されました。
福岡地裁小倉支部は、高校を運営する学校法人と監督に88万円の支払いを命じました。
訴えを起こしていたのは、島原中央高校の女子バスケットボール部に所属していた女子生徒です。
判決などによりますと女子生徒ら当時の部員は、2023年5月から翌年10月にかけて30代の男性監督から「俺から言われたことを親に言うな」「これだからバカは使えない」などと発言を受けました。
女子生徒は監督からのパワハラにより転校を余儀なくされた上、その後、不安障害と診断されたなどとして計360万円あまりの損害賠償を求めていました。
判決で、福岡地裁小倉支部は監督の言動は「乱暴で配慮に欠ける不適切なもので、教育的指導としての合理的な範囲を逸脱し、部員の人格権を侵害するもの」として、運営する学校法人と監督に88万円を支払うよう命じました。
高校によりますと、監督は去年3月、日本バスケットボール協会から1年間の活動停止処分を受けていますが、今年4月に復帰する予定だということです。
高校は「教職員の体罰やハラスメント防止を徹底する」とコメントしています。
(長崎国際テレビの記事から引用)


島原中央高校の女子バスケットボール部について調べてみると、九州だけでなく他の地域からこの学校でバスケットボールをするため生徒が集まってきているのが判ります。それだけ全国大会出場の可能性が高い学校なのでしょう
ただ、アホな監督がオレ様気分で独善的な指導をしているようではいただけません。日本バスケットボール協会から活動停止処分を受けた、と記事にはありますが、それでパワーハラスメント体質が改まったりはしないと思われます
公立、私立を問わず、部活動で教員や外部のコーチらがどのように生徒を指導しているのか、教頭や校長が校内を巡回してチェックするなどしていないのが実際です。せいぜい半年に1度、生徒にアンケートを実施して回答を集める程度でしょう
島原中央高校では、「教職員の体罰やハラスメント防止を徹底する」とコメントはしていますが、具体的にどのような方策を講じるのか、取材するならそこを報じてもらいたいところです

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