ルフィ強盗団 藤田聖也被告に無期懲役求刑

世間を震撼させたルフィ強盗団事件で幹部たちの裁判を進められています。4人の幹部のうち、小島智信被告にはすでに懲役20年の判決が言い渡されており、続いて藤田聖也被告(41)には東京地検が無期懲役を求刑しています
弁護人は起訴された容疑を認めつつも、「有期刑が相当」と主張しており、2月16日の判決言い渡しを待つ段階です


指示役「ルフィ」らによる強盗事件で、強盗致死罪などに問われた指示役で犯行グループ幹部の藤田聖也被告(41)の公判が5日、東京地裁(戸苅左近裁判長)であった。検察側は「一連の強盗事件に計画段階から関与し、司令塔として中心的な役割を果たした」として無期懲役を求刑。弁護側は「有期の懲役刑が相当」と訴え、結審した。判決は16日。
藤田被告は2022年10月~23年1月、仲間と共謀し、1都3県の住宅や店舗を狙った強盗事件7件を起こし、凶器などで暴行して死者1人、負傷者5人を出したほか、計約1億円相当を奪ったなどとして起訴された。
検察側は論告で、藤田被告が一連の強盗事件で、SNSなどで集めた実行役に通信アプリで犯行の段取りや暴行を指示していたとし、「寄せ集めの実行役を組織し、危険性の高い犯罪グループの形成に重要な役割を果たした」と非難した。
藤田被告は公判で、凶器による暴行の指示を否定したが、検察側は、凶器の準備や暴行を指示されたとする実行役の証言を基に「凶器での暴行を認識していたことは明らかだ」と指摘。事件は過去に例のない凶悪重大なもので、模倣した事件も起きているとし、「厳罰にすべきだ」と述べた。
弁護側は最終弁論で、藤田被告が当時収容されていたフィリピンの入管施設で、グループ幹部だった渡辺優樹被告(41)(強盗致死罪などで起訴)らの奴隷のように生活していたとし、「渡辺被告らの指示を断れず、強制されて強盗に関わった」と強調。犯行の報酬は得ておらず、役割も限定的だとして強盗のほう助犯にとどまると述べた。
藤田被告は最終意見陳述で「被害者や遺族には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪した。
(読売新聞の記事から引用)


先に懲役20年の判決を受けた小島智信被告も、組織の中で自分は渡辺優樹被告に使役される立場だったと主張し、より責任は軽いはずと弁解していました。藤田被告もまた、同じように組織内での役割は限られており全面的に責任を問われる立場にはなかったと弁解しています
ただ、指示役として数々の犯行に関与しているのですから、藤田被告の責任は決して軽くはありません
求刑通り、無期懲役の判決を言い渡されるものと予想します
犯罪組織の中枢にいたのに、「オレの罪はもっと軽いはずだ」などと主張するのは醜悪です。犯行を指示する立場として、多くの人間を巻き込んだ事実をもっと重く受け止めるべきでしょう

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