ポルシェ追突事故死 懲役15年求刑
首都高速をポルシェで暴走し、乗用車に追突した上で夫婦2人を死亡させた彦田嘉之被告に対し、横浜地検は懲役15年を求刑しています
彦田被告は首都高速で時速268キロものスピードを出していたとされ、その感覚があまりに異常です。しかも助手席には自分の息子を乗せており、レーサー気取りだったのでしょうか?
前回も当ブログで取り上げたように、裁判で真摯な反省は見られず、「スピードを出して何が悪いのか?」とでも言いたげな反応であり、「危険な運転はしていない」と主張し続けています
危険な運転の結果、追突事故になったわけで、事故そのものを否定するかのような態度に被害者遺族は怒りしか湧かないと思われます
6年前、高級外車のポルシェを時速最大268キロほどで運転し、乗用車に追突し、夫婦2人を死亡させた罪に問われた男の裁判で、検察側は男に懲役15年を求刑しました。
この事故は6年前の2020年8月、首都高速・湾岸線の東扇島インターチェンジ付近で、高級外車のポルシェが前を走っていた乗用車に追突し、内山仁さん(当時70)と妻の美由紀さん(当時63)が死亡したものです。
このポルシェを運転していた彦田嘉之被告(56)は、隣を走っていたトラックの走行を妨げる目的で、制御が困難な速度である時速最大268キロほどでポルシェを運転して乗用車に追突し、夫婦を死亡させた危険運転致死の罪に問われています。
16日に横浜地裁で行われた裁判で、検察側は彦田被告に対し、懲役15年を求刑しました。
これまでの裁判で検察側は「彦田被告は猛烈な高速度で走行していた。車線を自分1人の車線であるかのように独占的に走行していた」などと指摘。
彦田被告は起訴内容を否認していて、「隣の車線に割りこむなど妨害目的で走行したというのは考えられません」と話したほか、時速200キロ以上でポルシェを運転したことは「5、6回ある」「危険性をそれほど強く認識していなかったと思います」などと語っていました。
(日テレNEWSの記事から引用)
危険運転致死罪は1年以上の有期刑と法律で定めています。つまり無期あるいは死刑はありません。なので、本件の場合は懲役15年の求刑となったのですが、懲役20年くらい求刑してもよかったのでは?
それくらい長期の刑を科さないと彦田被告は反省もなく、自分の責任も自覚しないのではないか、と思われます
記事では明文化されていませんが、彦田被告側は危険運転致死罪は成立せず、過失運転致死だと主張していると思われます。一般的な交通死亡事故のほとんどは過失運転致死罪で裁かれ、飲酒運転や無免許運転でなければ執行猶予付き判決となり、刑務所に収監されたりはしません
さて、彦田被告はポルシェを乗り回すくらいですから、任意の自動車保険も対人・対物とも無制限の特約をつけていたのでしょう。が、だからといって被害者に無制限に保険金が支払われたりはせず、保険会社の査定した金額が支払われます。被害者側が納得しなかった場合は民事訴訟で争う展開になります
(関連記事)
ポルシェ追突事故死 懲役12年判決
ポルシェ追突事故死 200キロ超で暴走
飲酒運転事故で家族3人が死亡 被告に懲役20年判決
大分194キロ暴走事故 控訴審で減刑される不可解
160キロ暴走男 保釈中に無断転居で再び収監される
時速125キロで暴走・飲酒運転 中国人に懲役9年
時速125キロで暴走・飲酒運転 中国人被告の公判
クルド人少年が無免許でひき逃げ 懲役5年判決
6人乗り軽自動車事故 5人が死亡
鴻巣4人死傷事故 少年に懲役2年以上3年以下判決
鴻巣4人死傷事故 元高校生に不定期刑求刑
熊本のホスト 酒気帯び運転死傷で懲役12年判決
天竜川堤防道路暴走事故 4人死亡
つがる4人死亡事故 懲役20年判決
つがる4人死亡事故 危険運転で起訴も無罪主張
146キロ暴走事故でも「危険運転ではない」と控訴審判決