入院中の容疑者が病院から逃走 伊豆の国市
スーパーで食品1点を万引きし、これを咎めた警備員に怪我をさせたとして傷害で起訴されていた50代の男性被告は、留置場内で自傷行為をしたため、順天堂大学静岡病院に入院させられていました
が、監視に当たっていた警察官の隙をついて病院から逃走したと報じられています
5日未明、静岡県伊豆の国市の病院で、傷害罪などで起訴され入院していた男が病室から逃走し、警察が行方を追っています。
警察によりますと、5日午前1時15分から4時ごろの間、伊豆の国市にある「順天堂大学静岡病院」に入院していた住所不定無職の島田健太郎被告(54)が逃走しました。
入院していたのは7階の個室で、警察官2人が交代で監視していましたが、島田被告は窓から部屋の外へ逃げたとみられています。
島田被告は9月に富士宮市のスーパーで食品を盗み、警備員にけがをさせた傷害などの罪で起訴されていますが、先月28日に留置所内で自傷行為をしたことから、病院に入院をしていました
島田被告は左手に手錠をつけたまま逃走をしているとみられていて、警察はおよそ300人態勢で行方を追っています。
(日テレNEWSの記事から引用)
詳細は不明なのですが、スーパーでの万引き事件です。ただし、警備員に怪我をさせたため、一般的には事後強盗として扱うところですが、警備員に相当の暴行を加え怪我を追わせたので傷害罪で起訴したものと推測されます
なので、万引き犯は抵抗などせず、大人しく捕まるのがベターです。下手に抵抗すると罪が重くなります
さて、この報道についてYahooニュースのコメント欄にはさまざまな意見が書き込まれており、それを読んでブログで取り上げる気になりました。
自分も法務省の矯正施設勤務だった際、被収容者が怪我をしたため入院が必要となり、病院で監視役についた経験があります
矯正施設の職員(刑務官や法務教官)は夜勤もしていますので、病院での監視業務は苦も無くこなせると思いきや、これが大変に難しいと実感した次第です
まず、狭い病室で椅子に座っていると眠気に襲われます。結局、椅子に座らず立ち続け、できるだけ音を発しないように歩き回る…というのが1番の方法だと判ります(背伸びをしたり、屈伸運動もします)。普段の矯正施設での夜勤は被収容者の寝ている舎房や寮舎を巡回するため、体を動かしており、そこで眠気が解消されます
しかし、病室で椅子に座っているという、普段とは異なる状況は不慣れなため、気がついたらウトウトしていた…という事態になってしまうのです
おそらく今回、病室で監視に当たっていた警察官も不慣れな状況のため、短時間ですがウトウトしてしまったのではないか、と推測されます
この場合、配置された警察官は日頃から留置場の看守などしている留置係ではなく、まったく別の勤務をしていた者の中から選ばれ、病室で監視役に就いたのではないか、と想像します
島田被告は住所不定ということですから逃亡のおそれもあり、勾留を一端取り消し、釈放して入院させるわけにはいかなかったのでしょう。身元引受人になる人物もいなかったはずです
ともあれ、静岡県警は大勢の警察官を繰り出し、島田被告を捜し出さなくてはなりません
追記:島田容疑者の身柄を警察が確保したと速報が出ました
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