女性客に暴行 タクシー運転手は公判で心神喪失主張
殺人事件で犯人が「犯行当時のことは覚えていない」などと申し立て、「心神喪失だから無罪とすべきだ」と主張するケースは珍しくありません
こうしたケースでは起訴前に精神鑑定が行われ、心神喪失と認められるような精神疾患があったかどうか調べます。刑事責任が問えるとの判断の上で起訴していますので、裁判官が心神喪失を認めて無罪を言い渡す判決はめったにありません
東京のタクシー運転手田中敏志被告(54)は、乗車させた女性客に睡眠導入剤を飲ませて昏睡させ、性的暴行を加える手口の犯行を繰り返したとして起訴されています。酒に酔った女性客にさりげなく、「水でもどうですか?」とペットボトル入り(睡眠導入剤入り)の水を勧め、飲ませる手口だそうです
十分に計画的な犯行なのですが、田中被告は公判で「心神喪失だったから無罪」と主張しています。
自分が誰なのか、どこにいるのか、何をしているのかも判らなくなる見当識の喪失があるなど精神的に混迷した状態の場合、妄想に支配されて自身でこれに抗えない状態にあった場合に心神喪失と認めるのであり、そのような精神状態の被告がタクシーを運転して営業していた…などありえない話です
以下、FRIDAYの記事から一部を引用します
【昏睡暴行タクシー運転手】被害者は5人に…「心神喪失」を主張した被告の“用意周到すぎる”行動
(前略)
自身が運転するタクシーに乗車した泥酔状態の女性客に睡眠薬を飲ませて抵抗できない状態にし、性的行為に及んだり、その状況を動画撮影するなどの犯行を繰り返していた元タクシー運転手の田中敏志被告(54)。11月25日、不同意性交等に不同意わいせつ、性的姿態等撮影、住居侵入の4つの罪に問われている田中被告の第2回公判が、東京地裁で開かれた。
犯行が明らかになったきっかけは、’24年10月30日に田中被告が昏睡強盗で逮捕されたことだった。
「この件では田中被告は一度処分保留で釈放されましたが、捜査を継続していた警視庁は12月28日に自宅を捜索。複数の女性にわいせつな行為をしている動画や画像が約3000点保存されたUSBを押収しました。その画像を解析して被害者を特定したことで、’25年5月21日、酒に酔ったAさんに睡眠薬などを飲ませて昏睡状態にし、性的暴行を加えたとして、不同意性交等などの容疑で再逮捕にこぎつけたのです」(全国紙社会部記者)
その後も逮捕と起訴を繰り返し、10月28日の初公判ではA~Cさんの3人の女性への犯行が審理された。さらにこの日の第2回公判では、検察官が読み上げた起訴状や冒頭陳述などから、さらに2人の女性に対する、田中被告のおぞましい犯行が明らかになったのだった。
◆「心神喪失」で無罪を主張
「’24年2月下旬、交際相手と飲酒していたDさんは交際相手とともに被告人の運転するタクシーに乗車しました。その後、交際相手のみが降車し、Dさんのみを乗せてタクシーを走らせている間に睡眠薬を飲ませたのです。
そして、千葉県内や東京都内で停車したタクシー内において、Dさんが薬物等の影響で眠っていることに乗じて、被告人は性交などに及び、その様子をスマートフォンで動画撮影したり、体を写真撮影したりしました。また犯行の際に、Dさんの身分証などを写真撮影していました」(Dさんへの犯行)
「’24年9月初旬、東京都港区内の駐車場に停車中のタクシー内において、Eさんが薬物等の影響で眠っていることに乗じて性行為などに及び、その様子をスマートフォンで動画撮影したり、体を撮影したりしました。また犯行の際に、Eさんの身分証などを写真撮影しています」(Eさんへの犯行)
(以下、略)
いわゆるハンティングトロフィーとして、自身の獲物である女性の顔や身分証などを撮影し、保存していたのでしょう。が、それがかえって犯行を証明する結果になりました
性犯罪者で多数の女性を暴行する者ほど、こうした証拠となる写真や動画を残します。自身の手柄を誇り、記録し、犯行の余韻に浸るためと考えられます。押収された画像、動画には50名ほどの女性が記録されており、実際の被害者は相当数になるのでしょう。が、起訴されたのは身許が確認され、被害届の提出に応じた5名への不同意性交、不同意わいせつ事件に限られます
田中被告は法廷で裁判官や検察官の質問が理解できないような振りをし、いかにも精神的な障害がありそうな態度を演じているそうです。どこかで聞きかじった情報を元に、心神喪失を主張すれば無罪になると考え、それっぽく演技をしていると推測されます
悪質な犯行の上に、公判では反省する様子も見られないのですから、検察は15年以上の懲役刑を求刑するのでは?
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