会津若松パチンコ店強盗 10人目の逮捕者 

8月に会津若松市のパチンコ店で起きた強盗事件で、警察が10人目の容疑者を逮捕したと報じられています
事件は匿名・流動型犯罪グループによるもので、誰かが指図役となり、実行役をスカウトする男数名に手配をまかせ、運転手役など掻き集めて犯行に及んだものです
すでに強盗の実行役を務めた19歳の元専門学校生は少年院送致となっています
パチンコ店の従業員を抱き込んで実行した、いわば狂言強盗だったわけですが、それでも2600万円もの金が奪われ、東京都内で回収役の手に渡ったと見られています


会津若松市のパチンコ店で8月、強盗を装った男らに多額の現金が盗まれた事件で、会津若松署は5日午後4時45分ごろ、盗みと建造物侵入の疑いで本籍秋田市、住所不定、無職の男(24)を逮捕した。捜査関係者によると、男は勧誘役を担ったとみられる。事件の逮捕者は10人目。県警は匿名・流動型犯罪グループ(通称・トクリュウ)による事件とみて調べている。
逮捕容疑は8月12日午前1時50分ごろ、既に逮捕、起訴された男らと共謀して会津若松市のパチンコ店「ビックつばめ会津若松店」に侵入し、現金約2668万円を盗んだ疑い。県警は認否を明らかにしていない。
捜査関係者によると、今回逮捕された24歳の男は事件現場にいなかったが、既に逮捕された男らの一部と面識があり、計画に関わる立場にあった。男は運転手役の人探しを指示され、知人の男(22)に依頼し、運転手役の男(22)を勧誘させたとみられる。事件を巡っては、指示役、勧誘役、被害者役、運転手役、運搬役などの男9人が逮捕された。窃盗と建造物侵入の罪で6人が起訴され、強盗役の男=当時(19)=が窃盗と建造物侵入などの非行内容で少年院送致されている。
(福島民友新聞の記事から引用)


彼らの言葉を使えば「やばい仕事」なのでしょう。それでも10人もの男がそれぞれ役割を分担し、強盗を実行しているのですから驚かされます
1人か2人、ヘマをする人間がいて強盗に失敗してもよさそうな気がするものの、犯行は完遂され奪われた現金は回収役の手に渡ってそのまま闇に消えてしまいました。後は芋づる式に人員の手配に関与した男たちがずるずると10人逮捕されただけで、黒幕は正体はいまだ不明です
つまりは10人は使い捨てにされ、報酬もほとんど手にしていないものと推測されます
この手の犯罪は成功報酬を約束するだけで実際には払う気などなく、黒幕は姿を消して逃げおおせるだけです
それでもホイホイと誘いに応じて強盗事件に手を出す素人が大勢いるのですから、犯罪組織にすれば旨味が大きく、いつまでも繰り返されます
ブログにいつも書いているように、闇バイトに手を出す者は新聞など読みませんし、テレビのニュースも見ておらず、闇バイトに関わった者は報酬も受け取れないまま使い捨てにされる現実を理解していないところが問題です
「簡単な仕事で高額報酬」との誘いに乗って犯罪に手を染め、「騙された」と腹を立てても実刑が科されてしまいます

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