水戸通り魔事件 塩原容疑者とは何者か

7月28日の夕方、水戸市内の路上で通行人に次々と斬りつけ、6人に重軽傷を負わせたとして逮捕されたのが塩原弘和容疑者(48)です
集英社オンラインが塩原容疑者の生い立ちについて記事にしていますので、一部を引用させてもらいます
塩原容疑者の父親は既に亡くなっていますが、茨城県警の警察署長を務めた人物だそうです


(前略)
「名門高校を2度留年し中退、通信高から茨城大学へ」
塩原容疑者は笠間市内のJAで16年間勤務していたといい、当時の上司が取材に重い口を開いた。
「2006年の4月から新卒入社、2022年12月に自己都合で退職しています。職場では頭がいいことで知られていて、中学、高校と名門と呼ばれる進学校に進んだもの高校は2回留年した後に中退、その後通信制高校に通った後、茨城大学に進んで5年間で卒業したそうです」
勤務態度は真面目で無断欠勤なども職員同士のトラブルも聞いたことがありませんが、本人はコミュニケーションを取るのは上手ではなかった印象はあります。とにかくおとなしい男性で、お酒も飲まないし、バーベキューなどの社内イベントにも顔を出すほうではありませんでしたね。
仕事の評価は高いわけでも低いわけでもなく、可もなく不可もなくという感じ。生真面目な性格を反映してか糊の効いたシャツに手入れされたスーツをきっちり着こなし、言葉遣いも丁寧な職員でした。
ですから今回の事件には驚いています。普段は眼鏡をかけていて、身長は170センチないぐらいの小柄で細身でした」
署長や県警本部の課長を務めたほどの警察幹部だった父と、折り合いの悪かった母。職場では決して荒々しい態度を見せなかった気弱な元“優等生“を凶行に駆り立てたのは何だったのか。
県警によると、塩原容疑者は約10年前に「誰かにつきまとわれている」「誹謗中傷されている」などと警察に相談しており、事件後は「私を止めに来た人を切り付けた」などと供述しているという。県警の捜査に注目が集まる。
(集英社オンラインの記事から引用)


地頭はよかったそうですが、高校で2回留年し、通信制に転じて卒業となっていますので対人関係で難があったのでしょうか?
大学卒業から16年間もJAに勤務し、その間にトラブルなど起こしていないとすれば、およそ統合失調症の可能性は否定されます(糊の効いたシャツを着ているからには服装の乱れなど観察されなかったのでしょう。統合失調症の場合は無精髭姿で着の身着のまま出勤してくる、という状態が観察されたりします)
ただし、記事の末尾に、「10年前(2015年前後?)に誰かにつきまとわれている」と警察に相談していたとあり、被害妄想が顕在化していたと推測されるわけで、職場では見せない別の顔があったと示唆されます
つまり、被害妄想を抱えながら塩原容疑者はJAに勤務を続けており、その間には精神科なり心療内科の治療を受け、処方薬を服用して平静を保っていたのが実際なのかもしれません
ただ、それは個人の病気ですから、格別批判されるべき事柄ではないと書いておきます
2022年12月にJAを退職したのは、被害妄想がより強固となり、平静を保つのが難しくなったとも推測されます
職場で誰かに監視されているとか、同僚から悪口を言われるとか被害妄想が強まり、出勤できない状況に至ったのか?
いずれにせよ、茨城県警は水戸地検を介して検察塩原容疑者の精神鑑定を求めるはずです

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