名古屋ブランド品買取店強盗殺人 内田明日香被告とは

ブランド品や金券の買取を行っていた「おたからや名古屋栄店」の店長を殺害し、クローゼットに遺体を遺棄したとして逮捕された内田明日香被告(30)の裁判が始まっています
前回、当ブログで言及した際は共犯として逮捕・起訴されていたホストの被告が、「共謀関係にはなかった」として無罪判決を受けた件に触れました
あらためて内田明日香被告がどのような人物なのか、確認しておきましょう
逮捕時の報道から集英社オンラインの記事を一部引用します


名古屋市中区のブランド品買取店「おたからや名古屋栄店」の店長、阿部光一さん(42)死体遺棄事件で愛知県警に逮捕された同店元従業員、内田明日香容疑者(29)の偽装工作の詳細や、犯行の動機が徐々に明らかになってきた。失踪直前まで阿部さんと連絡を取り合っていた常連客の機転で内田容疑者の塗り重ねてきたウソがボロボロと剥がれ落ち、「ホスト狂いの元キャバ嬢」という彼女の実像も浮かび上がってきた。常連客A氏の証言を続ける。
(中略)
阿部さんと内田容疑者の最初の接点はキャバクラだったようだ。8年ほど前、結婚を機にいったんキャバ嬢を「引退」した内田容疑者が、栄あたりで特定のキャバクラには所属せずに体験入店を繰り返していたころ阿部さんと知り合ったという。
「阿部さんは内田のことを『ただの嘘つきだ』とも言ってました。カネの使い道を阿部さんが聞くと『お母さんに渡した』と言い、母親を名乗る女性から電話があったので『お母さんは何に遣ったんですか』と問い詰めると『宗教に寄付した』と言い出したと。
だから『あそこの家族ぶっ飛んどる』って阿部さんは愚痴ってました。そもそも電話してきた『母親』というのも本物かどうかあやしい。というのも内田はホストにめちゃくちゃ金を遣ってたんですよ」
徐々にめくれてくる正体に気づいたA氏が、ホスト関係者に噂を聞いて問い詰めると、自ら白状したという。
(以下、略。集英社オンラインの記事から引用)


内田被告は29歳でバツイチ、こどももいたようです。以前、「おたからや名古屋栄店」に勤務していたそうですが、その際に店の金を盗んだり、ブランド品を持ち出して換金するなどしており、店長の阿部さんに咎められて毎月数万円づつ弁償していたとも伝えられています
その負債をチャラにしようと企てたのか、一時期は阿部さんのマンションにも出入りし交際していたようです
阿部さんの愛人(恋人?)になれば返済が免除されると思ったのか?
しかし、他方でホスト遊びが辞められず、ツケが溜まってしまったためまとまった金が必要となり、阿部さんを殺害して店にあったブランド品や金のインゴットを売り、現金化したものと思われます
ホスト狂いと表現するのは簡単ですが、行動がめちゃくちゃで歯止めの効かない人物のように映ります

(関連記事)
名古屋ブランド品買取店強盗殺人 キャバ嬢の公判
横浜強盗殺人 実行犯3人で罪のなすり合い
横浜強盗殺人 実行役3人逮捕
横浜強盗殺人 金の回収で逮捕された女
市川強盗犯 地下アイドル久保田容疑者再逮捕
市川強盗犯 久保田容疑者は地下アイドル
狛江強盗殺人 永田陸人被告に無期懲役判決
狛江強盗殺人 中西一晟被告に懲役23年判決
江戸川区中学教師 懲役19年判決
江戸川区中学教師 強盗殺人逮捕も冤罪説
青梅強盗殺人 懲役24年と20年の判決
青梅強盗殺人 アタッシュケースに多額の現金
福島祖母殺害 19歳孫に無期懲役判決
福島祖母殺害 初公判で殺意否認する19歳