成田市会議員 女児わいせつで懲役1年6月求刑

成田市の市議会議員であるともに行政書士でもある星野慎太郎被告は、事務所の一角をまんが図書館として児童に開放していました。そこに集まる小学生の女子児童に対し、体を触ったりキスをするなどのわいせつ行為を繰り返したとして逮捕、起訴され、千葉地裁で公判が続いています
千葉地検は星野被告に対し、懲役1年6月を求刑しています。星野被告は一貫して無罪を主張してきました


自身が運営する私設図書館で当時小学校高学年の女児の頬にキスをするなどしたとして、強制わいせつの罪に問われた成田市議、星野慎太郎被告(57)の論告求刑公判が13日、千葉地裁(鎌倉正和裁判官)であった。検察側は懲役1年6月を求刑し、弁護側は無罪を求めて結審した。判決は来月19日の予定。
検察側は論告で「女児が懐いていたことを利用して犯行に及んだ」と指摘。「刑事責任を逃れようとする自己保身の姿勢が明らか」と非難した。
弁護側は「被告は自分から女児に抱きついておらず、わいせつな行為はしていない」と主張した。女児の供述は信用できないなどとして無罪を求めた。
被告は最終意見陳述で「本件は警察と検察が作り上げた冤罪(えんざい)事件です。私は無実です」と訴えた。
起訴状によると、2022年11月~12月中旬、被告の行政書士事務所に併設する私設図書館内で、女児にいきなり抱きつき、右頬にキスをしたとされる。
(千葉日報の記事から引用)


被害を受けた女児たちに星野被告を嘘の犯罪容疑で告発し、貶めてやろうという腹づもりなどないはずであり、そもそもそんなことで利益が得られるわけでもありません。虚偽の被害届を出す理由がないのですから、星野被告が女児の供述を頭ごなしに否定するのにひっかかりを感じます
性犯罪者は「こどもの訴えなど信用できない」と主張し、被害の訴えを押しつぶそうとするのが常であり、星野被告もその類なのだろうと推測されます。「何も証拠などないのだから、こどもの訴えなどいくらでも否定できるし、なかったことにしてやる」と
勇気を出して被害を訴えた女児たちを嘘つき呼ばわりしているわけで、性犯罪だけでなく女児たちへの侮辱でしょう
逮捕されたのが2023年6月ですから、事件の決着がつくまで随分と時間がかかっています。星野被告は1審で有罪判決を受けたとしても納得などせず、反省もせず、控訴するのでしょう。1審判決は4月19日ですが、本当にけりがつくまで、まだまだ時間がかかりそうです
求刑は1年6月ですから、初犯であれば執行猶予付き有罪判決も考えられるところですが、星野被告が犯行を否認して無罪を主張しているからには本件で執行猶予付き判決が下される可能性は低い、と考えます。それに前述のとおり、執行猶予付きでも有罪が認定されれば星野被告は控訴して争うはずです

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