強姦繰り返したペットショップ経営者に懲役30年求刑
福岡県内で3軒のペットショップを経営していた本多道雄被告は、女性従業員に日本刀を突きつけたり、暴力団と関係があるなどと脅した上、性的暴行を繰り返したとして起訴されており、検察は懲役30年を求刑しています
本多被告はこれまで7つの事件で起訴され、うち3件は区分審議(独立した別の事件として扱い、有罪無罪の判断を下す)となり、それぞれ有罪を言い渡されています。量刑は一括して明日2月25日に言い渡される予定です
経営していたペットショップの女性従業員らを脅迫し、性的暴行をした罪などに問われている66歳の元経営者の裁判で、検察は「過去に類を見ない悪質な事案だ」として懲役30年を求刑しました。
一方、元経営者側は「抵抗できない状態ではなかった」として無罪を主張しました。
ペットショップを経営していた糸島市の本多道雄被告(66)は、2021年までの4年間に20代から30代の女性従業員4人に対し自宅などで脅した上で性的暴行をした罪などに問われています。
12日福岡地方裁判所で開かれた裁判で被害者の1人は「働いていた多くの女性は今も苦しんでいます。できるだけ重く、長い刑を与えてほしいです」などと意見を述べました。
このあと検察は「暴力団関係者を装い、夢や希望を持って入社した従業員を非常に強い脅迫で長期間にわたって支配した。被害者の尊厳を踏みにじり、過去に類を見ない悪質な事案だ」として懲役30年を求刑しました。
一方、弁護側は「被告と従業員は親密な関係で、抵抗できない状態ではなかった」として無罪を主張しました。
判決は2月25日に言い渡されます。
(NHKの記事から引用)
若い女性従業員を糸島市の自宅に呼びつけ、性的暴行を加える手口で犯行を重ねたものです
なお、本多被告は区分審議となった3件でいずれも「性的暴行を加えた事実はない。同意の上で性交している」と主張。暴力によって恫喝してもいないと弁明していましたが、裁判官からは事件当日の立ち振舞いについての言い分があやふやで信用できない、と一蹴されています
被害者は事件当日のことを鮮明に記憶しており、事細かに証言できるのに対し、本多被告はセックスさえできればよいとの立場ですから、細かな記憶はないのでしょう
それにしても、「自分は社長だから、経営者だから女性従業員に何をしても犯罪には問われない」などという思い上がりがどこから生じるのか、本多被告に訊いてみたいものです
明日の判決では求刑通り懲役30年が言い渡されるものと予想します
本多被告は現在66歳ですから、90歳過ぎまで生きないと仮釈放の対象にはならないのでしょう
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