警視庁警部補 連続痴漢で懲戒免職

埼玉県内で深夜の時間帯、自転車で路上を走行しながら若い女性を狙って5件の痴漢行為を繰り返したとして埼玉県警に逮捕されていた、警視庁警部補の登崇容疑者について、懲戒免職処分にしたと警視庁が公表しています


埼玉県内の路上で、女性の胸などを触るわいせつ行為を繰り返したとして、警視庁は大塚警察署の39歳の警部補を、14日付けで懲戒免職の処分にしました。
警部補は川口市の路上で女性にわいせつ行為をした容疑で去年11月に逮捕されていました。
懲戒免職の処分を受けたのは警視庁大塚警察署の地域課で勤務していた登崇警部補(39)です。
警視庁によりますと、警部補はおととし9月から去年9月にかけて、埼玉県草加市や川口市の路上などで、女性の胸や尻を服の上から触るわいせつ行為を5件、繰り返したということです。
このうち去年9月、川口市の路上で20代の女性の体を触った疑いで去年11月に埼玉県警に逮捕され、その後、起訴されていました。
5件いずれも自転車で路上を走っている時に見つけた女性を触っていて、調べに対し、「家庭関係でストレスを抱え、やってしまった」という趣旨の説明をしているということです。
警視庁は「警察官として言語道断の行為であり、厳正に処分しました。職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に努めていきます」とコメントしています。
(NHKの記事から引用)


「家族関係のストレス」とはあくまで登容疑者の主張です。実際にどうであったのかは不明です
ただ、夜中にサイクリング用自転車で走り回って犯行を繰り返したいた点を考慮すると、家に居辛い理由、家族と顔を会わせたくなり事情があったのかなとも想像されます
ただ、家に帰らず自転車で走り回ったところで問題は解決しないのであり、家族と向き合い話し合う方が先でしょう。ましてや痴漢をして問題が解決するはずもありません
警視庁から懲戒免職処分を受けたのを踏まれ、検察は起訴猶予処分にする(すでに懲戒免職という社会制裁を受けている、から)のでしょう
もちろん、不起訴処分になったからといって家族関係が改善されるはずもなく、きちんと話し合う必要があります(奥さんから離婚を突きつけられるものと予想されますが)

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