みちのく記念病院事件 偽の死亡診断書多数
みちのく記念病院事件では、認知症(ウェルニッケ・コルサコフ症候群との報道もあり)で入院していた医師資格のある男性患者に死亡診断書を多数回、作成させていた疑いが浮上しています
この男性患者は元々、みちのく記念病院に勤務していた事実はあるようですが、ウェルニッケ脳症ならまともな診断などできなかったものと推測されます。ただ、逮捕された石山隆元院長は「勤務実態があった」と言い張っています。弟の石山哲容疑者とともに口裏合わせをし、「勤務医だったから、死亡診断書は偽造・捏造ではない」の主張で押し通すと決めているのでしょう
ウェルニッケ脳症はアルコール依存症患者にしばしば見られ、ふらついて歩けない症状や意識障害が見られます
死亡診断書を書いたとされる男性患者はすでに死亡しており、警察が死亡前に事情聴取を試みたものの、まともな会話が成立しなかったと報じられています
この男性患者は元々、みちのく記念病院に勤務していた事実はあるようですが、ウェルニッケ脳症ならまともな診断などできなかったものと推測されます。ただ、逮捕された石山隆元院長は「勤務実態があった」と言い張っています。弟の石山哲容疑者とともに口裏合わせをし、「勤務医だったから、死亡診断書は偽造・捏造ではない」の主張で押し通すと決めているのでしょう
ウェルニッケ脳症はアルコール依存症患者にしばしば見られ、ふらついて歩けない症状や意識障害が見られます
みちのく記念病院(青森県八戸市)の患者間殺人隠蔽事件で、病院が遺族に渡した虚偽の死亡診断書は、犯人隠避容疑で逮捕された2人のうち、元院長の指示で作成されたと病院職員が県警に説明していることがわかった。捜査関係者によると、指示は複数の看護師を介し、医師免許を持つ認知症疑いの男性患者に伝わった。一部の看護師は読売新聞の取材に元院長の指示を認め、「隠蔽の意図だと思った」と語った。
殺人事件は2023年3月に発生。当時院長だった石山隆容疑者(61)と、その弟で被害者の主治医だった石山哲容疑者(60)は、被害者が院内で殺害されたことを知りながら、うその死因が書かれた死亡診断書を遺族に交付するなどし、事件の隠蔽を図ったとして逮捕された。
捜査関係者によると、同月13日午前8時半頃、前夜に襲われた被害者が心肺停止状態になると、状況を知った隆容疑者はベテラン看護師に電話をかけ、入院中の認知症疑いの男性患者(当時89歳)に死亡診断を担わせるよう指示した。
看護師はこの指示を、男性患者が入院するフロアの同僚に伝達。これに基づき、医師署名欄に男性患者の氏名、死因欄に「肺炎」と記載された死亡診断書が作られたという。実際は頭部や顔面の損傷が死因だった。
男性患者は、対応できる医師がいない場合に死亡診断を任されることがあり、院内で「みとり医」と呼ばれていた。複数の看護師によると、白紙の死亡診断書を渡されると「肺炎」と記載する傾向があった。県警は、隆容疑者が事実と異なる死亡診断書になることを見越して指示を出し、男性患者は被害者の体を確認しないまま死亡診断書の作成に関わったとみている。
隆容疑者から指示を受けた看護師は取材に対し、「院長から『みとりと死亡診断書の作成は○○先生(男性患者)にお願いしてください』と言われた」「事件をごまかせという意図だとくみ取った」と証言する。
(以下、略。読売新聞の記事から引用)
死亡診断書を書いたとされる男性患者はすでに死亡しており、警察が死亡前に事情聴取を試みたものの、まともな会話が成立しなかったと報じられています
診断を下す能力がないと承知の上で死亡診断書を捏造し続けていたものと推測され、石山隆容疑者も哲容疑者も医師としての倫理観やプロ意識をかなぐり捨てた行状です
2人とも弘前大学医学部を卒業して医師になったのですが、死亡診断書の捏造は医師免許剥奪処分に値するものでしょう
これ以外にも診療報酬の水増し請求などやっていないのか、捜査してもらいたいものです
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