瀬戸内海金密輸事件 韓国人ら10人起訴

毎月のように金密輸事件を取り上げています。実際の犯行は各地でより多数回繰り返されているのでしょう
今回は韓国の釜山から大阪へ向かうクルーズ船に乗った犯人グループの者が、海に金塊40キロ(約5億円相当)を入れたキャリーケースを投下し、別の人間が回収する手口だそうです
運び役の韓国人被告は逮捕されるまで20回くらい繰り返し、1回につき50万円の報酬を得ていたのだとか。つまり、金塊約800キロほどの密輸だったと考えられます。それにしても釜山からの出国時、韓国の税関はキャリーケースをまったく検査していないのでしょうか?
犯行があったのは昨年11月で、12月中に韓国人と日本人併せて13人が逮捕されたと報じられています


韓国・ 釜山プサン と大阪を結ぶクルーズ船を利用し、韓国人と日本人のグループが海上で金塊を受け取る「瀬取り」で約40キロを密輸した事件で、関税法違反(無許可輸入)などに問われた韓国籍の男(41)(高知市)の初公判が13日、福岡地裁小倉支部(松浦佑樹裁判官)であった。男は起訴内容を認め、被告人質問で「(密輸は)20回くらいやった」と述べた。
起訴状などによると、グループは昨年11月上旬、愛媛県今治市沖で、釜山発の船から金塊40キロ(約5億1800万円相当)入りのキャリーケースを投下した。船で回収して陸揚げし、消費税など計約5000万円を免れたとしている。
検察側は冒頭陳述で、男は知人に紹介された共犯者から持ちかけられ、2023年12月頃から加担したと主張。沿岸の展望台などで海上保安庁の船の動きを見張る役で、密輸1回当たり少なくとも50万円の報酬を得ていたとした。
事件では、第7管区海上保安本部(北九州市)などが韓国人と日本人の男女計13人を同法違反容疑で逮捕し、男10人が起訴された。
(読売新聞の記事から引用)


釜山港からクルーズ船に乗り込むのに、金塊40キロ入りのキャリーケース(相当重いです)を引いているのに税関を素通りできるのか、あるいは税関職員もグルなのか?
日本の場合、出国時に多額の現金や金塊など持ち出すにはあらかじめ税関への申告が義務付けられており、税関のOKをもらったと証明する書類を航空会社に提出する必要があります。素通りは許されません
以前には靖国神社で爆発物を仕掛け、爆発させた韓国人は、航空機で来日する際に相当量の黒色火薬を手荷物として持ち込んでいました。が、韓国の空港での手荷物検査で咎められず素通りしています。これではテロリストもハイジャック犯も、韓国発の航空機に銃器や爆弾を自由に持ち込めるのではないか、と思ったほどです
もちろん、航空機の保安検査と税関のチェックは別々の仕組みであり、やり方なのですが
税関当局の発表によれば、金の密輸のほとんどは航空機、航空貨物利用であり、本件のようにクルーズ船を使う手口は珍しいのだそうです。それでも過去に20回もの密輸を許していたわけで、安閑とはしていられません

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