守備妨害のヤンキースファンに悪質な嫌がらせ続く
MLBのワールドシリーズはロサンゼルス・ドジャーズとニューヨーク・ヤンキースの対戦となり、ドジャーズがシリーズ制覇を成し遂げました
その第4戦がヤンキーススタジアムで行われた際、ライト線への飛球をドジャーズのムーキー・ベッツ選手が捕球しようとした際、スタンドにいたヤンキースファンがベッツ選手のグラブから強引にボールを奪い取ろうとしました。ベッツ選手が腕を捻挫または骨折しかねない事態です
この蛮行をなした2人の観客はヤンキーススタジアムの警備担当者から事情聴取され、後日、MLBからすべての球場への出入りを無期限に禁止する処分を言い渡されています
しかし、事はそれだけで済まず、2人の蛮行に不快感を覚えた人々からさまざまな報復が続いていると報じられています
米スポーツサイト「アスレチック」は5日(日本時間6日)、昨年10月のワールドシリーズでドジャースのムーキー・ベッツ外野手が右翼線席前で好捕したボールを強引に奪い取った後、米大リーグ機構から全球場・全施設の無期限入場禁止の処分を受けた男性の「その後」に関する記事を掲載した。
昨年10月29日のワールドシリーズ第4戦は1600万人が生中継を視聴。38歳の熱烈なヤンキースファン、オースティン・カポビアンコとその友人、ジョン・ハンセンが選手の腕をつかみ、グラブの中からボールを強奪する蛮行はSNS上で拡散された。
メジャー史上に残る事件から3カ月以上が経過。カポビアンコによると、自身の携帯電話やメールアドレスに匿名で「地獄に落ちろ」、「自業自得だ、クソ野郎」などの誹謗中傷が数百件単位で届いた。嫌がらせはエスカレートする一方で両親の自宅には排泄物が入った小包や、自身の仕事場に男性器の写真が送られてくるなど、家族全体にも影響していることを明かしたという。
同サイトは「カポビアンコはベッツの邪魔したことを後悔しており、今回のことを『なかったことにしてほしい』と願っている。彼は入場を禁じられたことに落胆しているが、処分については納得している。熱狂的ヤンキースファンはMLBに良い印象を与えて一日も早くヤンキースタジアムに戻りたがっている」と伝えた。
(デイリースポーツの記事から引用)
ベッツ選手への悪質な守備妨害
動画からも判るように、度を超えた選手への悪質な暴力行為であり、もしベッツ選手が負傷して試合出場不可能となれば、この2人はドジャーズ球団から数億円の損害賠償請求を受ける可能性もありました
さらに、2千万人から3千万人もの野球ファンを敵に回してしまったわけで、報復の標的にされ続けています。こうした報復行為を肯定する気はありませんが、野球ファンから「最低の◯◯野郎」と批判されるのを止める術はありません
おそらく2人はSNS上に「熱狂的なヤンキースファン」として、自分の個人情報などアップしていた可能性もあります
その結果、住所も勤め先も特定され、さまざまな嫌がらせを受ける結果になっており、自業自得と言うのも気の毒ですが、自らの蛮行の報いを受けています。年が明けて新たな野球シーズンを迎えますので、ここらで許してあげるべきでしょう
アメリカは訴訟社会ですから、弁護士に依頼すれば嫌がらせをしてきた相手を特定し、損害倍書を求めることもできますが、それには費用がかかります。数十人もの相手を特定し、訴訟を起こすとなれば億単位の費用を用意する必要があり、とても現実的な対応策ではないのかもしれません
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