大阪の病院職員 女児１０人強姦のあきれた言い分
学校帰りの女子小学生を尾行し、親の不在時を狙って部屋へ押し入り強姦をしていた柳本智也被告の裁判が続いています
公判で柳本被告は自身の犯行を「探偵ごっこ」と称し、被害児童を傷つけている自覚はなかったと述べています
大阪で小学生の女の子10人に性的暴行を加えた罪などに問われている男の裁判員裁判で、24日に被告人質問が行われ、男は「犯行当時、女の子を傷つけているという認識はなかった」と話しました。
柳本智也被告（28）は、2016年から2022年にかけて、大阪府内で小学生の女の子10人に対し、性的暴行を加えたなどの罪に問われています。
起訴状などによりますと、柳本被告は集合住宅に帰宅した女の子を部屋に押し込み、カッターナイフを見せて「殺すぞ」などと脅す手口を繰り返していました。
これまでの裁判で、柳本被告はいずれの起訴内容についても認めた上で「私の身勝手な行いで被害者に精神的苦痛を与え申し訳なく思っています」と謝罪しました。
24日には被告人質問が行われ、検察側から「被害者の女の子が怯えていた様子について記憶はあるか」と尋ねられたのに対し、柳本被告は「犯行当時、女の子を傷つけているという認識はなかった。怯えていたという記憶はない」と答えました。
また柳本被告は犯行前に、女の子の帰宅時間や家族の在宅状況などをスマートフォンのメモ機能などで記録していたことが分かっていますが、このような行動確認を“探偵ごっこ”と称して行っていたことが明らかになりました。
柳本被告は「“探偵ごっこ”をする過程で性的暴行を加えようと考えるようになった」と述べました。
検察側が「女の子に『1回500円でいい？』などと執拗に聞いているが、これはなぜか。500円払えば、もう一度できると考えたのか」と尋ねると、柳本被告は「その時の思い付きで言った言葉であり、言葉の通り機会があればまたしたいと思ったのだと思う」と答えました。
一方、検察の「実際に被害者の1人に100円を渡している」という指摘に対しては「記憶がない」と話しました。
さらに、犯行時に女の子を動画撮影した罪にも問われている柳本被告は、検察側から「撮影した動画を見てどのような感情になっていたのか」と質問されたのに対し、「数あるアダルト作品の一種という感覚だった。映っている自分は自分ではないように感じ、一つの作品のような認識だった」と話しました。
判決は2月18日に言い渡されます。
（読売テレビの記事から引用）
「５００円払えば犯罪ではない」とでも言いたかったのでしょうか？
公判の場では反省しているかのような言動を繰り返しているものの、犯行時の態度は鬼畜そのものです
面識のない男がいきなり家の中へ押し入り（電気の点検だとか宅配便だと称し、玄関ドアを開けさせたのでしょう）、カッターナイフを突きつけられ「殺すぞ」と脅されたこどもの心情、恐怖というものを柳本被告が理解できているのか、大いに疑問です
さらに自身に不利となる点については検察側の質問に、「記憶にない」と言い逃れをしており、内省が深まっているようにも感じられません
逮捕時、容疑を否認していた柳本被告ですが、弁護人から「罪を認めたほうが刑が軽くなる」と言われ、態度を改めたとも推測されます
裁判では実刑が下されるはずですが、いまいち罪の意識とか被害者とその家族の心情を慮る態度が欠けている気がします
これでは１０年～１２年服役しようとも、何も変わらないのではないかと危惧します
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