北九州市中学生刺殺 「目が合ったからやった」
平原政徳容疑者について、福岡地検小倉支部は鑑定留置を請求すると報じられています。想定された展開なので、特段申し上げることもありません
ただ、TBSニュースの報道で、「入店前に(中学生と)目が合ってバカにされた気がした」とする平原容疑者の発言が伝えられています
おそらく現地の捜査担当者としては、何ら具体的な供述を引き出せないまま鑑定留置に被疑者が行ってしまうのでは、警察として面目が立たないと焦ったのでしょうか?
「目が合った。バカにされた」など、ヤンキー高校生の言い分です
たまたま目が合ったから殺した、などという可能性は皆無でしょう
当日、平原容疑者は車に鋭利な刃物を何本も載せたまま、マクドナルドの店舗周辺を何度も行き来しており、明らかに誰かを殺害するため狙っていたと考えられます。なので、「目が合った」というのは後付の理由でしかなく、思いつきの発言と考えられます
北九州市のファストフード店で中学生2人が殺傷された事件で、逮捕された男が動機の一部について「入店前に2人と目が合ってバカにされたと思った」などと供述していることがわかりました。
この事件は先月14日、北九州市小倉南区のファストフード店で、中学3年の中島咲彩さんが刃物で刺されて死亡、同級生の男子生徒も重傷を負ったものです。
警察は、現場近くに住む平原政徳容疑者(43)を中島さんへの殺人などの疑いで逮捕しています。
これまでの捜査で、中学生2人と平原容疑者の間には面識が無いとみられていますが、平原容疑者が動機の一部について「入店前に2人と目が合ってバカにされたと思った」などと供述していたことが捜査関係者の取材でわかりました。
平原容疑者は中島さんの殺害について容疑を否認していて、警察が容疑の裏付けを進めています。
(TBSニュースの記事から引用)
重傷を負った男子中学生も、入店前に店の駐車場に車を停め潜んでいたであろう平原被告と目が合ったかどうかなど、記憶していないと思われます
警察官の心情として、「自分たちは真相解明のための手がかりをいくつも掴んでいる」とアピールしたくなるのでしょう。しかし、「目が合った」とか「バカにされたと思った」を掘り下げても、「平原容疑者が何やら被害妄想を抱えていたらしい」と推測されるだけで、真相に近づくなどできません
ヤンキーが「目が合った。オレをバカにしてるのか」と言い出すのは、自分がバカにされる存在だと自覚しているからです。無職でおかしな服装をし、肩を怒らせ虚勢を張っている=自分に自身がなく劣等感にまみれている、からであり、社会から白い目を向けられる存在だと自覚してるがゆえに他人からの視線に過敏なのです
ただし、自分が白い目を向けられる存在と認めるのは悔しいので、「何を見てるんだ、ゴラァ!」と凄むわけです
記事では「警察が裏付けを進めています」とはあるものの、無駄でしょう
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