法政大学殴打事件 以前からトラブル起こす

法政大学で韓国人留学生が講義受講中、ハンマーで他の学生に殴りかかり、男子学生5人と女子学生3人が怪我をした事件の続報です
逮捕されたユ・ジュヒョン容疑者は「(自分に対する)いじめをやめさせるために殴るしかなかった」と供述しているのだそうです
大学生にしてはどうにも稚拙な言い分です
いまどき、どこの大学にも留学生向けの相談窓口が設置されているはずですし、留学当初に相談窓口の説明は受けていたはずです
にも関わらず、面識もない学生をハンマーで殴打しており、「いじめ」にどれだけの根拠があるのか、と思ってしまいます。「すべての学生が自分を無視している」などと被害妄想を拗らせているのではないか、と勘ぐってしまいます
また、ユ容疑者は以前にも他の学生に突っかかるような真似をしており、トラブルメーカーだったのではないかとの疑念も湧きます


■容疑者「いじめやめさせるため殴るしか」
ユ容疑者は、おととし3月に来日。日本での学生生活は、まもなく丸2年が経とうとしていました。
ユ容疑者の供述
「日ごろからいじめを受けていて、軽く見られていると思っていました」
動機についての供述も、新たに分かりました。
ユ容疑者の供述
「いじめをやめさせるには、同じ教室にいる学生たちを殴るしか解決方法はないので殴りました」
警視庁は、被害者8人と容疑者との関係を調べていますが、少なくとも被害者のうち2人は、容疑者との面識はないと話しているといいます。
(テレビ朝日の記事から引用)

ユ容疑者は学生8人を約2分間で次々に襲ったとみられ、「いじめを受けていた」などと供述しています。
その後の学生への取材でユ容疑者が事件の2カ月前にも別の学生とトラブルを起こしていたとみられることが新たにわかりました。
学生A:(ユ容疑者とみられる人物が)2カ月前にリアクションペーパーで(男子学生)を殴ったみたいな。「お前腹立つんだよ」って言われたって。
学生B:2カ月前にその人(ユ容疑者)が関係ないバスケをやっていた男子生徒を殴ったみたいな。
警視庁は事件の詳しい経緯を調べています。
(フジテレビの記事から引用)


リアクションペーパーというのは講義の感想とか、学生の意見を徴収するために配布されるアンケート用紙のようなものです。それを丸めて殴りかかったとしても怪我をさせることはありません。が、男子学生は驚いたでしょう。「何だ、こいつは?」と
彼が何がユ容疑者に危害を加えたとは思えませんので、それも被害妄想による行動ではなかったか、と推測できます
つまり、ユ容疑者の精神状態が数ヶ月前から悪化しており、本人はその自覚がないまま「周囲のいじめによって自分が脅かされている」との念を募らせていたと考えられます
いくら留学生向けの相談窓口があったにせよ、留学生が相談に出向かない限り機能しません
半年に1度くらい呼び出しをかけ、窓口に招いて生活状況など聞き取りをするくらいの努力をしないと、留学生の心境は把握できないはずです(法政大学だけでなく、他の大学もそこまで留学生のケアはしていないのでしょう)
また、何を訊かれても「自分は大丈夫だ。問題ない」と言ってしまう留学生もいるわけで、1度の面接ですべてを把握できたりはしません
事件の真相はまだ判らないところだらけです。ユ容疑者には精神鑑定が必要なのでしょう。ただ、ユ容疑者は大学に登校し、講義にも出席していたのですから、ただちに心神喪失などという可能性はあり得ません。被害妄想や疎外感に苛まれ、平静な精神状態ではなかった…と考えるのが妥当な線でしょうか
青年期は人の人生の中でも健康な時期、と思われがちです。が、統合失調症は多くの場合、25歳以下で発症しており、思春期精神病と言われたりもしました。ユ容疑者を統合失調症と決めつけるものではなく、多感な時期でなおかつ留学生活というストレスの溜まりやすい環境にあれば、精神の平静を失う場合もあると考えます

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