岸和田市長 会見に妻同席し加害行為ないと釈明

岸和田市長の不倫問題について、4度目の言及です
前回は不信任決議を市議会から突きつけられた永野耕平市長が逆ギレし、市議会解散を決定した件を取り上げ、永野市長の妻も夫の乱心にあきれているのではないか、と書きました
が、その直後、永野市長の会見に妻が同席し、「夫を信じている」とか「(問題の女性に対し)加害行為を夫はしていない」などと、夫をサポートする発言をしたと報じられています。いやいや、肉体的または精神的な加害行為があったからこそ、永野市長は500万円の解決金を支払ったのであり、いまさら「なかった」との言い分は通用しません


《どうして出て来ちゃったんだろう。 どうして出しちゃったんだろう》
自身の不倫問題を巡って不信任決議を可決した市議会を解散した岸和田市の永野耕平市長が、24日に会見を開き、「性加害はなかった」と主張した。
世間に衝撃を与えたのは、そこに妻が同席していたことだ。
「永野市長は、2019年からおよそ1年半ほどの間、性的な関係を強要したとして女性に提訴され、解決金500万円を支払うことなどで和解しています。今回の問題はただの不倫騒動ではなく、市長という強い立場を利用した性加害だという論調も多い」(スポーツ紙記者、以下同)
この会見で市長は「数年前の不貞行為」を反省しているとしつつも、「家族や妻に対して思っていることであって、そのまま市議会で扱われるのはおかしい」と主張。
同席した妻は「すごく緊張しています」と話し、「事実でないことがすごくたくさん出回っていますので、事実をお伝えしたいと思ってここにきました」と会見に出席した理由を説明。
さらに「加害がないのにあるように報道されて辛い日々でした」と心情を述べた。
市長に対しては「変わらず大事な家族の一員です」と述べ、市長職は「続けていってほしい」とした。
まさかの“妻同席”会見に、
《奥さん、かわいそうすぎて泣けてくる》
《妻も道具でしかないんでしょうね》
《女性を乱暴に扱うことができる男性と仮定すると、この妻も本当に本心で出てきているのかどうかも疑問》
《人として夫として、“自分は悪くない”と言いたいために傷つけた妻に援護発言させるのはあり得ない》
と、妻への同情や心配の声や、
自ら会見に妻を同席させる“矛盾”
《市長は妻が出てきて収まると思ってるわけですか?》
《被害者の女性を余計傷付ける行為が妻の同席だということをこの男が理解できていない部分で、この男の本性が見える》
《奥さんを表に出して同情を買えば「この奥さんも許してるんだし」と市民から許されると思った?》
と市長への批判の声が多く挙がっている。
(以下、略。週刊女性の記事から引用)


妻同席の会見は逆効果でしかなく、かえって永野市長の人格や資質を疑う声が高まっただけなのでは?
会見に参加した記者たちも、奥さんを相手に踏み込んだ質問ができなかった、という側面はあるのでしょう
「永野耕平市長は変態セックスが好みのようですが、奥様相手にも変態セックスをしているのですが?」などとは、さすがに質問できません
もっともこの奥さんなら、「私はもっと凄いことをしてますよ」と平気で答えるのかもしれませんが
それはともかく、永野市長が「加害行為はなかった」と言えば言うほど疑いが深まるだけでしょう
勝手に想像するならば、奥さんは被害者女性が既婚者である夫に手を出した点に怒りを覚えており、女性だけが被害者扱いされるばかりで夫が悪者扱いになっているのが許せないと感じ、会見に同席したのかな、とも考えられますなお、被害者女性と永野市長との間で成立した和解では「口外禁止条項」は含まれておらず、被害者女性が週刊誌等の取材に応じるのは和解条件に反するものではない、と女性の代理人弁護士が表明しています


原告は提訴当時から、市長による加害行為をなかったことにしたくない、公表して他の被害者が出ることを防ぎたい、同じような状況にある方々に「逃げて」と伝えたい、という心情を有しており、判決を得たうえで記者会見を行うことを考えていました。
そのため和解協議の中では「口外禁止を盛り込まない形で和解をしたい、盛り込むのであれば訴額(請求額)に近い和解金でなければ受け入れることができない」と述べていたところ、市長から口外禁止条項を外すので和解金を500万円に抑えてほしいという打診を受けました。
こちらは和解協議の中で、原告に公表したいという心情があることや、取材の依頼があることも伝えていました。そのうえで11月14日に、裁判所からの前文(所見)や謝罪の条項に加え、500万円という解決金で、和解を受け入れることとしました。
28日の記者会見でもお話ししましたが、口外禁止を外してもよいという市長からの申し出は意外に思いましたので、裁判官にも本当に外してよいのか再度、確認をしています。
仮に口外禁止条項を外すということがなければ、原告は和解に応じなかったでしょうし、解決金の金額を下げる意味もありませんでした。
口外禁止条項が無くなりましたので、こちらは14日に和解が成立した後、尋問時から申し込みをいただいていた取材を受けることとしました。
(朝日新聞の記事から引用)


これでは「被害者女性の側に配慮しなければならないので詳細は答えられない」と、市議会での追及に答えてきた永野市長の言い分が、根拠のない嘘であるのは明らかです
しかも解決金を低く抑えるため口外禁止条項を敢えて外してしまったと判るわけで、どれだけケチくさい男なのか、と世間は受け止めるでしょう

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