岸和田市長が市議会解散 逆ギレ
大阪府岸和田市の永野耕平市長は女性問題で市議会と対立し、ついには市議会が不信任決議を可決していました。市長を辞職するか市議会を解散かの二択を迫られていた永野市長は、ついに市議会解散を決定したと報じられています
永野市長は、「女性問題についてはすでに和解が成立しており(解決金500万円支払い)、家族内で話し合えば済む。なぜ市議会が不信任決議をするのか理解できない」と述べています
しかし、市民の代表である市議会が不信任決議を可決したのであれば、その理由がどうのこうのという話ではなく、不信任を受け止めるのが筋です
後は市長が辞任し、その後の市長選挙に再び立候補して市民の判断を仰ぐか、市議会を解散するしかありません。市議会議員選挙後、あらためて市議会で不信任が可決されたのなら、市民の代表(市議会議員)が市長不適格と判断したのですから辞任するしかないでしょう
いずれにせよ、市政を巡って対立しているのではなく、市長としての資質や人格について市議会が疑義を呈している、と永野市長は理解する必要があります
市議会事務局によると、永野市長はこの日午前10時前、市議会を訪れ、烏野隆生議長に解散を通知した。烏野氏は取材に対し「市長は答弁が変遷しており、信頼を損ね、市政を揺るがした。解散に大義はない」と話した。市議選は40日以内に行われる。
永野市長は、政治活動で関わりのあった女性と性的関係を続けたことをめぐり、謝罪して解決金500万円を払う内容で大阪地裁で和解した。
永野市長は6日に開いた記者会見で「不適切な不倫の関係にあった」と認めて謝罪。所属していた地域政党・大阪維新の会(代表=吉村洋文大阪府知事)は8日に離党勧告処分を決定し、永野市長から出ていた離党届を受理した。
市議会12月定例会最終日の20日、「全員協議会で説明責任を果たさなかった」「報道機関に『自分に非はない』などの主張を繰り返した」「市に混乱を招いた責任は重大で、市政運営を任せられない」などとする不信任決議案が提出され、賛成20人、反対4人で可決・成立した。これにより、永野市長は30日までに議会解散を選択するか、選択しなかった場合は自動失職することになっていた。
永野市長は20日の記者会見で、不信任決議を「重く受け止めたい」と語った。ただ、女性との問題に関しては「不信任決議になるような話でも、自分が辞める話でもない」とし、辞職と議会解散という「ダブル選」の可能性も示唆した。
市選挙管理委員会によると、直近の市議選の費用は7300万円ほどだった。
(朝日新聞の記事から引用)
前回も書いたように、永野市長は不倫相手の女性との間で、別の男性も含めた複数プレイのセックスをし、女性から「弄ばれた」として損害賠償を求められました
そして今回、逆ギレして市議会を解散させる暴挙に出たわけであり、大義名分などありません。単に「オレが変態セックスをして何が悪いのか?」と開き直っているだけです
多くの市民が永野市長の逆ギレに呆れているものと推察します。結果として必要もない市議会議員選挙に7300万円を超える費用が支出されるのです
話を戻して、「家族内で話し合えば済む」というのもどうなのでしょうか。妻やこどもも交えて、「お前(妻)がアダルトビデオのような変態セックスに応じてくれないから、オレは他の女とやってるんや。それのどこが悪い?」とでも言うのでしょうか?
妻は夫の性欲処理係ではありません。500万円も支払って和解しているのですから、妻は「どうしてこんなアホな男と結婚してしまったんだろ」と思っているのでは?
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