高島屋で金茶碗盗んだ男 執行猶予付き判決
今年、当ブログで取り上げた事件で決着(判決)について言及していないものを調べています
4月に日本橋の高島屋の「大黄金展」から金の抹茶茶碗を盗んだ男がどうなったのか、検索したところ11月に執行猶予付き有罪判決を受けていたと判りました
日本橋高島屋(東京都中央区)の「大黄金展」の会場で4月、純金製の抹茶茶わん(販売価格1040万6000円)を盗んだとして、窃盗罪などに問われた無職堀江大被告(33)の判決が15日、東京地裁であった。小坂茂之裁判官は「被害は高額で悪質だ」として懲役2年6月、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役2年6月)を言い渡した。
小坂裁判官は、堀江被告が人目を盗んでクリアケースを外し、茶わんを持ち去った手口は大胆で、実刑も視野に入ると指摘。一方、大黄金展の主催者と示談が成立していることなどから、「社会で更生する機会を与える」と述べた。
(時事通信の記事から引用)
盗まれた茶碗については警察が一端は証拠品として預かりますが、その後の所有権は黄金展の主催企業、買い取りをした店などの話し合いによって帰属が決まるのだそうです
記事では示談が成立しているとありますので、おそらくは茶碗は黄金展の主催企業側に戻されたのでしょう。買い取りをした店側も盗品を買い取った負い目があり、所有権を主張できなかったのかもしれません。盗品を買い取ると、古物商の営業許可を都道府県公安委員会から取り消される場合があるからです
それにしても堀江被告が33歳で無職のままプラプラしていたのか、よく判りません。体を使う労働ができなくても、文字入力やデータ入力のように自宅でやれる仕事はあります
生活保護に甘んじていたのではないかとの見方もありますが、そこまで詮索する気はないので掘り下げるのは止めておきます
せっかく「社会で更生する機会を与える」との判決で執行猶予が付いたのですから、機会を活かしてもらいたいものです
今年の世相を漢字一文字で表現すると、清水寺で披露された漢字は「金」でした。むしろ「盗」の方が適切なのかな、と思います。別段、漢字一文字にこだわる必要もなく、二文字でも三文字でも構わないのでしょうが
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