斎藤兵庫県知事とキラキラ女子社長

いまや斎藤兵庫県知事よりも注目を浴びているのが、選挙公報をすべて任されたと自称しているキラキラ女子、「merchu」の折田楓社長です
週刊誌もこぞって折田社長の周辺を取材し、記事にしています。本来、折田社長のキラキラ生活と今回の知事選挙は無関係であり、余計な個人情報の掘り出しやプライバシーに関する報道はやりすぎの感があります
ただ、斎藤知事側は広報全般を任せた事実はなく、折田社長が選挙運動に深く関与していた部分は「ボランティアだった」と称しているのは事実に反するわけで、批判が止まないのは当然です
いわゆる労務の提供は「無償のボランティア活動だった」で片付けられる話ではなく、労務提供=寄附行為に該当し、折田社長の選挙運動への入れ込み具合は違法な寄附行為と解釈されるからです。企業や個人が政党に寄付する行為は認められていますが、企業や個人が政治家個人(斎藤知事は政党に属していない、個人の政治家です)に寄付することは認められていません。折田社長は「merchu」の社員とともにSNS広報戦略を仕切ったと称しており、これは企業による寄附行為だと指摘されているわけです
さて、ワイドショーのおかげで日本国民の多くが公職選挙法を理解し、選挙運動にも詳しくなったわけで、これは選挙特番より効果があったといえます


兵庫県西宮市の広告会社「merchu」の折田楓社長(33)が発信した「note」の内容から「公選法違反ではないか」という可能性が取り沙汰されている。最悪、同法上の買収が立件されれば齋藤知事は失職し、公民権停止で再出馬もできない。
noteで折田氏は「広告全般を任せていただいた立場として、まとめを残しておきたい」といい、「アカウントの立ち上げ、プロフィール作成、コンテンツ企画(以下略)など責任をもって行い、信頼できる少数精鋭のチームで協力しながら運用しました」「私自身も現場に出て撮影やライブ配信を行うこともありました」と綴っている。齋藤現知事が会社を訪れ、本人や社員と協議している写真までアップしている。
「merchu」は、SNSやWEBサイトで、企業などのイメージアップを請け負う会社だ。齋藤知事は約71万円を「merchu」に支払ったことを明かしているが、公選法で報酬の支払いが認められるのは車上運動員(いわゆるウグイス嬢)、運転手、ポスターを掲示する運動員などに厳しく限定されている。
そうでない人に報酬を与えてSNS配信などをしてもらっていれば、公選法の買収に当たる。齋藤知事は連日「公選法違反には当たらないと認識している」を繰り返すものの根拠も示さないので、県の選挙管理委員会には連日、仕事もできなくなるほど問い合わせが来ているという。
(中略)
折田楓氏とは、どんな女性なのか。
西宮市で開業医の娘として育ち小、中学校は宝塚市の名門私学、小林聖心女子学院に通い、高校は甲南学園(神戸市)がフランスで経営する日本人学校『トゥレーヌ甲南』に通った。
同校は2013年に廃校になったが、同校をよく知る神戸市のある女性は「トゥレーヌ甲南校は、年間約600万円ちかい学費(寮費込み)がかかります。そんなに勉強はできなくても入れるけど、相当裕福な家庭の子弟じゃなければ無理ですね」と話す。バブル真っ盛りの1991年に開校したが、経営が行き詰まり閉校した。
高校卒業後に折田氏は帰国し、帰国子女枠で慶応大学に入学。3年生の時にフランスの著名なESSEC(ビジネススクール)に交換留学した。卒業後はフランス語を生かしてフランスの銀行の東京支店に勤めたが、故郷で母親が経営していた結婚相談所を手伝うために退社。しかし、結婚相談所の経営はうまくいかず畳んだ。
西宮市で「merchu」を立ち上げたのはその後だ。慶応大学時代の男性と結婚し、子供もいる。
(以下、略。文春オンラインの記事から引用)


さて、今回当ブログで書きたいのは、斎藤兵庫県知事と折田社長の間で、キラキラ生活を介して互いに惹かれ合うものがあったのではないか、という点です
斎藤知事にとって、「学歴があり独立開業して事業を成功させている女性」というのは彼のストライクゾーンだったのではないか、と勝手に憶測します
また、折田社長にとっても東大から総務省のキャリア官僚を経て兵庫県知事を務める斎藤元彦という人物はストライクゾーンだったのでしょう
別段、2人がやましい関係にあった、などと言うつもりはなく、同類同士シンパシーを感じるところがあったと
ただ、折田氏がお金のかかる私立校に通ったとかの個人情報をあげつらうつもりはありません。親の懐がゆるのであればどのような学校に通わせようと問題はありませんし、とやかく他人が口出しするのはおかしな話です
ただ、今回の件で折田社長のキラキラ生活も挫折しかけていますので、ここから彼女が気合と根性と知性で挽回できたならすごいな、と思いますそれこそ彼女の叩かれても折れない、キラキラ生活第2章となるでしょう

(関連記事)
斎藤兵庫県知事 PR会社に広報依頼してない?
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/505781691.html
斎藤兵庫県知事 PR会社利用で公職選挙法違反か
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/505774048.html
元文部事務次官・前川喜平 兵庫県民をバカと愚弄
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/505729345.html
衆議院選挙(2024) 二階の息子落選
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/505418786.html
「40代以上はなぜ石丸伸二を理解できないか」との記事
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/503980867.html
蓮舫はいったい何と闘っているのか?
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/504080288.html
都知事選挙 蓮舫惨敗を眺める
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/503917390.html
安倍派パーティ券 「捜査中だから言えない」は嘘
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/501721581.html
柿沢未途前法務副大臣逮捕 買収容疑否認
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/501949966.html
小泉進次郎をボロカス批判 田中真紀子
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/504778968.html
小泉進次郎とは何者なのか?
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/504984644.html
野田聖子は首相候補にふさわしいのか?
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202109article_44.html
世襲政治批判する評論家も居酒屋談義レベル
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201412article_10.html
ゆたぼんパパ 衆議院選落選を考える
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202111article_27.html