不凍液で娘殺害 細谷夫妻は実母も殺害
4歳になる娘を虐待し死亡させたとして捜査が始まった細谷健一、志保夫妻の事件は、親族4人を殺害し資産乗っ取りを事件となりました
細谷夫妻は健一被告の実父母をも殺害した容疑が固まり、再逮捕されています
最初に細谷夫妻が逮捕された際、志保被告が泣き叫んで抵抗し、結局は警察が車椅子まで用意して志保被告を乗せ連行する様子がニュース映像で流されました。その時点では4歳になる娘への虐待の容疑だったわけですが、志保被告とすれば他の3件の殺人がバレるかもしれないとの不安で取り乱していたのでしょう
なお、志保被告はなおも黙秘を続けているとのことです。おそらく公判を迎えても黙秘を続け、何も語ろうとしないものと予想されます
東京都台東区の夫妻が親族3人に不凍液などを飲ませて殺害したとして逮捕された事件で、警視庁は22日、夫の母親への殺人容疑で夫妻を再逮捕し、発表した。2人の逮捕は4回目。
再逮捕されたのは、ともに元ホテル運営会社役員の細谷健一(43)と妻の志保(38)の両容疑者。いずれも黙秘しているという。
捜査1課によると、逮捕容疑は、共謀して、2017年8月ごろ~18年1月ごろ、健一容疑者の母親で、同じ会社の役員だった八恵子さん(当時68)に不凍液の成分「エチレングリコール」を摂取させ、殺害したというもの。
八恵子さんは17年9月に体調を崩し救急搬送され、医療機関に入院して治療を受けていたが、18年1月21日に吐いた食べ物や血をのどに詰まらせて死亡した。エチレングリコールを繰り返し摂取させられたことによって、上部消化管出血を起こしたとみられるという。
警視庁はこれまでに、両容疑者のスマートフォンなどを解析。八恵子さんが入院する直前の17年8月以降、両容疑者が通販サイトでエチレングリコールを複数回購入していたことが判明した。また、両容疑者が入院先に見舞いに出かけた時期の八恵子さんの血液検査の結果を調べたところ、エチレングリコールを摂取した際にみられる所見が確認できたという。
警視庁は、両容疑者が自宅や入院先の病院で飲食物にエチレングリコールを混ぜ、八恵子さんに摂取させたとみている。
両容疑者は今年2月以降、次女の美輝(よしき)ちゃん(当時4)、健一容疑者の姉の美奈子さん(当時41)、父親の勇さん(当時73)に不凍液などを摂取させ、殺害したとして逮捕された。東京地検は美輝ちゃんの事件について2人を処分保留とし、ほかの2人の事件では殺人罪で起訴した。捜査関係者によると、健一容疑者は美輝ちゃんの事件は否認し、ほかの2人の事件では黙秘した。志保容疑者は全ての事件で黙秘を続けているという。
警視庁はこれまでの捜査から、一連の事件の背景に、ホテル経営をめぐる家族間トラブルや、志保容疑者と義父母との不仲があるとみている。
(朝日新聞の記事から引用)
細谷夫妻はこのまま黙秘を続け、何もしゃべらないのでしょう。裁判官からの問いかけにも答えないのかもしれません
それが彼らにできる精一杯の抵抗だからです
しかし、彼らの抵抗の意思表示であろうとも裁判は行われますし、判決は出されます
弁護人は無罪を主張するはずですが、無罪であると立証できる材料もなく、検察の提示する証拠を否認するしかできないのでは?
一連の殺人で次女殺害については処分保留です。ただし、これは起訴するかどうかの判断を保留しているだけで、不起訴処分と決めたのではなく、検察としては4人殺害でまとめて起訴し、公判に持ち込みたいのでしょう
この事件の場合、たまたま第三者が細谷被告の両親や姉に不凍液を飲ませて殺害を図る、とは考えられません。まず、細谷夫妻以外に犯人はいないと考えるのが妥当です
細谷夫妻は「証拠が残らないのでバレないはず」と計画したはずですが、所詮は素人の思いつきであり、あちらこちらに穴があり露見してしまいました
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