長野県議会議員 公判で呆れた言い分
妻を殺害した容疑で公判が続く元長野県議会議員、丸山大輔被告が被告人質問で呆れた言い分を吐露しています
丸山被告の不倫相手であった女性が証言した件を前回、当ブログで取り上げました
その中で、不倫相手に丸山被告は「妻と離婚することが決まった」と告げ、このまま関係を続けてそのうち結婚するつもりであると仄めかされた旨の証言をしています
しかし、11月19日の弁護人による被告人質問で、丸山被告は妻を殺害する気もなく離婚する気もなかった、と言ってのけました
■不倫関係の女性について
また、不倫関係の女性についての質問では―
弁護人:「浮気がばれて離婚する気はあった?」
丸山大輔被告:「なかったです」
弁護人:「浮気がばれた後、どういう気持ちで不倫を続けていた?」
丸山大輔被告:「一緒にいて楽しい。相性がいいと思いそのまま継続していた」
弁護人:「不倫相手に『離婚の話が進んでいる』と言ったのはどうして?」
丸山大輔被告:「関係が発展しなかったのできっかけになればと思って」
(長野放送の記事から引用)
これが丸山被告の本音であるかどうかは判りません。もし、この公判の後に不倫相手の女性と会い、「妻と離婚する気はなかった」発言を咎められたなら、「あれは裁判だからそう言っただけだよ」と平然と言い返すように思われます。つまり、その時々で嘘を口にし、平然としている人物なのでしょう
昨日、自分の教え子に中学校内で性的暴行を加えておきながら、「合意があった。お互いに愛し合っていた」などと平然と言ってのける北村比左嘉被告の裁判を取り上げ、他人の痛みや悩み・苦しみといったものに極めて無関心で共感を抱くことのない精神病質者(いわゆるサイコパス)なのだろとの私見を書きました
本件の丸山被告も妻を殺害しておきながら平然と嘘を重ね、微塵も後悔したり反省する素振りを示さないところが、やはり精神病質者の特徴を備えているように思えます
引用した法廷内での発言を見ても、不倫相手を「都合の良い女」としか見ておらず、妻に対しても「家事や子育てをしてる女」としか見ていなかったのが伝わってきます
また、別の報道では妻の死亡保険金(約2500万円)を受け取り、そこから借金(妻の実家から借りていた4000万円)の返済に当てたと報じられています。また、妻の残した預金も引き出し、別の借金(カードローン約250万円)の返済に当てた、のだとか。最初から妻の死亡保険金や預金目当てで殺害した、とは考えにくいとしても、妻の死によって利益を得ていたのは事実です
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