熊本中学教師 少年への強制わいせつで公判
熊本県山鹿市の中学校教師だった福田怜史(さとし)被告は、複数名の男子児童、男子中学生へのわいせつ行為と児童ポルノ作成の容疑で5度逮捕され、初公判を迎えています
警察での取り調べでは「話したくない」と黙秘していたようですが、公判では起訴内容を認めたと報じられています
男子児童の下半身を触る様子をスマートフォンで撮影などの罪に問われている、山鹿市の中学校教諭の男の初公判が11月18日に熊本地裁で開かれた。罪状認否で男は、「間違いありません」と起訴内容を認めた。
熊本・山鹿市立菊鹿中学校の教諭の男
起訴されているのは、山鹿市立菊鹿中学校の教諭・福田怜史被告(37)。
起訴状などによると、福田被告は2024年8月に熊本県内の自宅で元教え子の男子児童(11)の下半身を触り、その様子を撮影。
また県内の温泉施設で、別の男子児童(11)の裸を撮影した罪などに問われている。
11月18日は熊本地裁で初公判が開かれ、福田被告は罪状認否で「間違いありません」と起訴内容を認めた。
被害児童の母親は「残念でならない」
検察側は冒頭陳述で、「福田被告は被害者たちの親の許可を得て、家に宿泊させたり温泉施設に連れて行ったりしていた」と指摘。
また、「息子に優しくしてくれていたのは、このような目的だったのかと思うと残念でならない」と被害者の母親の訴えを代弁した。
次回の裁判は来月23日に開かれる予定だ。
(テレビ熊本の記事から引用)
あまりにも繰り返し逮捕されているわけですが、福田被告が取り調べに応じなかったため、押収したハードディスク内の動画と福田被告周辺の人物を照合し、被害者を特定しては逮捕状を取って再逮捕する…の繰り返しになっているのでしょう
最初から福田被告が被害者の名前を出して犯行を素直に自供していれば、これだけ再逮捕を繰り返す必要はありません
各報道を突き合わせて調べたところ、現在は5人の被害者がいて、福田容疑者が自宅に招き入れたわいせつ行為をしたり、入浴施設の脱衣所で裸を撮影するなど繰り返していたと判明しています
初公判で起訴された件については犯行を認めた福田被告ですが、まだ被害者が特定されていない事件もあるようで、この先も被害者が特定され次第、再逮捕して立件するのでしょう。つまり起訴され、公判を迎えてもなお未立件の余罪については口を閉ざしており、自ら自供する気はないとの態度です
被害を受けた児童、生徒が名乗り出ればもっと捜査が迅速に進むわけですが、性犯罪だけに名乗り出れない事情があるものと思われます
学校の現職教師の中にこのような性犯罪者いて、児童や生徒を餌食にしている実態を教育委員会は重く受け止める必要があります
山鹿市教育委員会は「詳細については何も聞いていないので、詳細を見守っていく」とコメントしています
教育委員会としては福田容疑者の懲戒手続きを進めるため、本人との面会を求めているはずです(犯行内容について本人に確認し、弁明を機会を与えるというのが懲戒手続きには必要です)
ただ、起訴されて公判が始まったとはいえ、まだ余罪の取り調べも続いている状態なので検察が接見禁止の措置を取り、弁護士以外との面会が制限されたままで、教育委員会の者でも面会できない状態なのでしょう。なので福田被告は教諭という身分のまま、起訴休職扱いです。起訴休職中は給与が支給されません
それだけ周囲に手間をかけさせ、裁判を長引かせて福田被告に得があるとは思えないのですが。黙秘をするのは被疑者・被告人の権利です。しかし、黙秘をするデメリットも当然ながら負わなければなりません。福田被告の場合、黙秘し余罪についてだんまりを決め込めば、裁判官の心証が悪くなるだけで「反省していないだろ、こいつ」と思われるだけです
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