横浜強盗殺人 金の回収で逮捕された女

10月16日、横浜市青葉区で75歳の男性が強盗被害に遭い殺害された事件で、奪った金の受け渡し役を務めたとされる木本未穂容疑者(30)が逮捕されています
夫もこどももいる主婦の木本容疑者がなぜ、闇バイトに手を出すに至ったのか、との疑問が頭に浮かびます。報道によると木本容疑者の夫が特殊詐欺グループの1員であり、先月(横浜事件の後)に北海道警に逮捕されていた、と伝えられています


先月、神奈川県横浜市の民家で発生した強盗殺人事件で「回収役」として逮捕された女が夫を通じて指示役とつながったとみられることが新たにわかりました。
夫は特殊詐欺に関与したとして先月北海道警に逮捕されていて、警察は背景にある組織の全容解明を急いでいます。
この事件は、10月16日、横浜市青葉区の民家で住人の後藤寛治さん(75)が暴行を加えられ死亡した状態で見つかり、現金約20万円が奪われたものです。
この事件をめぐっては、「実行役」の1人として宝田真月容疑者(22)が逮捕されているほか、奪われた現金の一部を都内の公園で回収した「回収役」として11月2日、木本未穂容疑者(30)が逮捕されています。
未穂容疑者はこれまでの調べに対し、容疑を認めていますが、その後の捜査関係者への取材で「夫から何度もお願いされて引き受けた」と供述していて、夫を通じ「指示役」とつながっていたとみられることが新たにわかりました。
一方、未穂容疑者の夫の木本康寛容疑者(31)は、北海道札幌市内で発生した特殊詐欺事件に関わったとして10月19日、北海道警に逮捕されていて、警察は背景にある組織の全容解明を急いでいます。
(日テレNEWSの記事から引用)


別の報道によれば木本未穂容疑者は近隣との付き合いもなく、家のゴミを出すときは町内のゴミ集積場ではなく、わざわざ近くのマンションのゴミ集積場に出していたのだとか
ゴミの分別ができていないと、町内の誰かに注意を受けたのが頭にあって、マンションのゴミ集積場に出していたのか?
近所付き合いが苦手だから犯罪者、などと決めつけるつもりはありません。が、近所付き合いができない人というのは、対人関係を上手く保つのが苦手だったり、性格が偏っていたり、被害者意識が強すぎたりと、何らかのハンディキャップを抱えている可能性が考えられます
木本容疑者の夫がどのような経緯で特殊詐欺グループの1員になったのか、まだ報道がないので不明のままです。31歳ですから就労できないはずはなく、額に汗して働くのが嫌で高額報酬の闇バイトに手を出し、そのまま特殊詐欺グループに取り込まれてしまった可能性も考えられます
木本未穂容疑者は「強盗行為には加わっていない。金を運んだだけ」と釈明していますが、強盗殺人の一端に加わったことは間違いなく、執行猶予なしの実刑判決が科せられるでしょう
「夫から依頼され、断れなかった」と主張しても、犯罪に関わる行為だと認識できたはずであり、それを情状と斟酌して執行猶予付き判決を出すほど、刑事裁判は甘くありません

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