サッカー町田ゼルビア中傷問題

J2のカテゴリーからJ1に昇格し、旋風を巻き起こしたのが町田ゼルビアです。しかし、町田ゼルビアのサッカーにはさまざまな疑問、批判が寄せられており、中には過激な中傷発言を繰り返す者もいます
クラブの代表取締役はサイバーエージェントを率いる藤田晋社長ですが、この度悪質な誹謗中傷に対し、法的措置を講じると表明しています
まず、町田ゼルビアのサッカーの何が問題視されているのか、いくつか列挙しておきます

(1)PKを蹴る前にボールにペットボトルの水をかける行為を当たり前のように行う
(2)スローインの前にボールをタオルで拭く
(3)相手選手へのラフプレー

(1)については、サッカー関係者は「ルールで禁止されてはおらず、ボールは撥水性だから水をかけても重さは変わらない」などと説明しますっが、ゴールキーパーからすれば濡れたボールはキャッチするにもパンチングで弾くにも滑る可能性があり、心理的な圧迫となります
(2)については、タッチライン沿いに町田ゼルビアのスタッフがあらかじめタオルと点々と並べており、邪魔になるとの批判があります。タッチライン沿いに給水用ペットボトルを並べるのはどこのチームも行っていますが、タオルを並べるのは世界中で町田ゼルビアだけです
(3)については、町田ゼルビアの選手は相手に怪我をさせる可能性のある激しいタックルをする一方、自分たちがタックルされると執拗に抗議する場面が見られます。監督も同様です
上記以外にも問題視される点がいくつもあるのですが、割愛します
町田ゼルビアの監督は青森山田高校の監督として高校サッカー界に名を轟かせた人物です。その監督が「ルールで禁止されていないのだから、やってもよいのだ」と、上記のようにボールに水をかける行為を容認しているのです
また、天皇杯のトーナメントで筑波大学と対戦した際は、学生選手のタックルに憤慨し、「教育上、こんなプレーを許すべきではない。筑波の監督は選手をきちんと指導しろ」と激昂し、周囲を唖然とさせました。「いつも激しいタックルで相手選手を壊しにいく町田ゼルビアがそれを言うのか」と批判も起こりました。つまりは「おまえが言うな」です


J1の首位戦線を走ってきたFC町田ゼルビアの試合中の行為を巡って、クラブ、ファン、サポーター、審判委員会が議論を繰り広げている。問題となったのは、FW藤尾翔太がPK獲得時にルーティンとしているボールへの「水かけ」と、ロングスロー時に「タオルでボールを拭く」行為だ。競技規則に記述のないそれらの行為の是非とは? 
審判委員会と町田・黒田剛監督の見解を通じて、一連の論争の問題点を掘り下げる。
競技規則にない“水かけ”の是非。高崎主審の判断は正しかったのか?
全部でわずか17条しかないサッカーの競技規則のなかに、SNS上で是非が問われた行為に対する記述はいっさい見当たらない。日本サッカー協会(JFA)審判委員会のマネジャーで、Jリーグ担当統括を務める佐藤隆治氏も、審判員としての長いキャリアを振り返りながらこう語る。
「海外を含めて、こういったケースを見た覚えはありません。もし僕が指導者だったら、子どもたちにはやらせません。もちろん、やらせる指導者がいても、それを否定するものでもありません」
何に対して言及しているのか。パリ五輪代表に名を連ねたFC町田ゼルビアのFW藤尾翔太が、試合中にPKを獲得したときのルーティンを問われたときのコメントだ。藤尾はそれまで口にしていたペットボトル内の水を、ボールの表面にたっぷりとかけてからPKを蹴ってきた。
クラブ史上で初めてJ1の舞台で戦う今シーズン。藤尾が初めてPKキッカーを託された3月30日のサガン鳥栖戦の87分に、藤尾は普通にボールをセットした末にゴール左に外している。
次にキッカーを任された5月15日の東京ヴェルディ戦の60分に、藤尾は初めてボールの表面に水をかけるルーティンをはじめた。これをゴール右下へ正確に決めると、6月30日のガンバ大阪戦の61分にも、同じルーティンをしかけた後に、今度はゴール左へ勝ち越し弾を叩き込んでいる。
もっとも、このときはPKを蹴る前にひと悶着があった。ピッチ外に置いてあったペットボトルを取りにいこうとした藤尾を、複数のガンバの選手が取り囲む形でこれを阻止。敵地・パナソニックスタジアム吹田で大音量のブーイングを浴びながら、藤尾はしっかりと仕事を遂行した。
ヴェルディ戦で水をかけた情報があったからか。藤尾は試合後にこんな言葉を残している。
「普通に水を飲みたかっただけで、(ボールに)水をかけようとは思っていなかった」
そして、8月17日のジュビロ磐田戦の58分を迎えた。これまでと同じくボールへたっぷりと水をかけた藤尾のもとへ、高崎航地主審がゆっくりと歩み寄ってくる。促されたのはボールの交換。藤尾は両手を広げて抗議の意を示したが、ボールは新たなものに替えられた。

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プロのサッカーはファンがいて成立するのですから、ファンから批判を浴びるようなサッカーを続ける町田ゼルビアのあり方は大いに疑問です
監督はその姿勢を変えるつもりが皆無なら、いかに「誹謗中傷に法的措置を取る」と言っても批判を浴び続けるでしょう
ファンを魅了するようなプレーを披露するでもなく、「ルールで禁止されていないのだからやっても問題ない」と屁理屈をかまして胡散臭い真似を続ける限り、日本のサッカーファンは町田ゼルビアを認めないと思われます

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