滋賀の少年野球指導者 暴行繰り返し懲役1年6月求刑
滋賀県の少年野球指導者がチームの12歳から13歳のこどもに殴るなど暴行を加えたり、包丁を突きつけて「殺すぞ」と脅していた事件で、起訴されていた小寺学被告は懲役1年6月を求刑されています
この他、小寺被告は知人男性にも包丁を突きつけ「殺すぞ」と恫喝した疑いで逮捕されています(起訴されたのかどうかは不明)
つまりは何かあれば包丁を持ち出し、「殺すぞ」と脅すのが常態化した人物と考えられます
近江八幡市で野球チームに所属する子どもを殴ってけがをさせた暴行事件などで起訴された、チームの指導者に対する初公判が10日開かれ、指導者は起訴された内容を認めました。
近江八幡市を拠点に活動している野球チームの指導者、小寺学被告(43)は、ことし5月、近江八幡市内のスポーツ施設で、当時12歳の男の子の顔や腹を数回殴るなどの暴行を加えたほか、当時13歳の男の子の首付近に包丁を突きつけながら「おら、お前ほんま刺すぞ」と脅迫したなどとして、暴行と暴力行為等処罰法違反の罪に問われています。
10日、大津地方裁判所で開かれた初公判で、指導者は起訴された内容を認めました。
検察官は冒頭陳述で「男の子の練習態度に腹を立て、頭や顔を殴った回数は合計で少なくとも20回以上だった。被告は夕食時から犯行の間も酒を飲み続け、缶ビールと缶チューハイ少なくとも15本を飲んでいた。被告は男の子の顔が腫れていたことなどについて学校の教師から聴取を受けたことを知ると、スポーツ施設の経営者や監督に対し、暴行行為はなかったことにし、けがはボールが当たったことにするなどと口裏合わせを指示した」などと説明しました。
次の裁判は、来月(10月)1日に開かれる予定です。
(NHKの記事から引用)
近江八幡市で野球チームに所属する子どもを殴ってけがをさせた暴行事件などで起訴された、チームの指導者に対する裁判が1日開かれ、検察は、懲役1年6か月を求刑しました。
近江八幡市を拠点に活動している野球チームの指導者、小寺学被告(43)は、ことし5月、近江八幡市内のスポーツ施設で▼当時12歳の男の子の顔や腹を数回殴るなどの暴行を加えたほか、▼当時13歳の男の子の首付近に包丁を突きつけながら「おら、お前ほんま刺すぞ」と脅迫したなどとして、暴行と暴力行為等処罰法違反の罪に問われています。
1日、大津地方裁判所で行われた論告で検察は「被害者の顔を少なくとも20回以上殴り、暴行態様は危険で悪質だ。指導者という強い立場をかさに着て、弱い立場の被害者に一方的かつ執ように危害を加えたもので、強い非難に値する」と指摘しました。
そのうえで「被害者に対して、謝罪の措置を何も講じておらず、反省の情が感じられない」などとして、懲役1年6か月を求刑しました。
一方、弁護側は「被告は被害者たちが野球を続けることを断念したことに、深く反省している。更生意欲を踏まえた適正な判決を求める」と述べました。
判決は今月15日に言い渡されます。
(NHKの記事から引用)
上記の記事だけでは小寺被告がどれだけ深く反省しているのか、更生意欲がどこら辺にあるのか、不明です。被害を受けたこどもたちには謝罪もしていないと書かれているだけに、逮捕されてから公判を迎えるまで何をしていたのか、と思うばかりです。被害者に謝罪の手紙を書くだけの時間は十分にあったと思うのですが
別の報道によれば、公判で「酒を止める」と言い出したのだとか
酒は止めるけれども野球の指導は続けるつもりなのでしょうか?
こどもの指導に係る職に就かないと明言した方がよいのでは、と思います。指導者として不適格なのに、「自分は優れた指導理論を持っている」と勘違いしている風に映ります
前科がないのであれば、執行猶予付きの判決が出るのでしょう。が、彼の前途は多難です。本当に酒を止められるのかも疑問です
追記:大津地裁は小寺被告に懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しています
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