日本の人工赤血球開発に驚嘆する韓国: 夾竹桃日記

2024年09月28日

日本の人工赤血球開発に驚嘆する韓国

いつも殺人事件とか性犯罪ばかり取り上げていますので、空気を変えましょう

秋の風物詩、ノーベル賞の発表が近づいてきました

今年のノーベル賞候補にはならないとしても、人のために役立つ研究、という面で最近目についたのが奈良医科大学の研究チームによる「人工赤血球開発」のニュースです

従来は血液型によって輸血できる型が分けられているのですが、人工赤血球は血液型を選ばずに投与でき、患者の急場をしのぐのに役立つものです

この奈良医科大学による研究成果は韓国でも報道され、その意義も正しく伝わったようです

日本で開発された人工血液が韓国でも話題に＝「韓国とは大違い」「またノーベル賞だ」

2024年7月5日、韓国・マネートゥデイなどは「世界初となる、血液型を問わず投与できる人工血液が日本で開発された」と伝えた。

記事は日本メディアの報道を引用し、「奈良県立医科大学が血液の中でも酸素を運搬する赤血球の開発に成功した」「廃棄する血液からヘモグロビンだけを抽出し脂質膜で包みカプセルの形にしたもの」「最大の長所は、血液型を問わず誰にでも投与できること」だと説明している。

開発に携わった研究陣は「どんな患者や負傷者でも血液型に関係なく用いることができる。1時間だけでもこの人工血液でもたすことができれば、その間に病院に搬送し次の措置につなげられる」「人類の健康福祉に貢献できるのでは」とコメントしている。

本物の血液の保存期間は冷蔵で4週間だが、人工血液なら室温で2年、冷蔵で5年と長い。ドクターヘリや救急車に搭載すれば、離島やアクセスが困難な土地で患者の命を救えるようになると期待される。奈良県立医科大学は臨床試験を経て5年以内の実用化を目指しているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「すごいな、日本…」「ついに血液も作られる時代になったのか」「臨床に成功しますように」「これぞ革新だ。日本は嫌いだけどこういうところは学ぶべき」「韓国の医者は美容整形や肌のマッサージでもうけることしか考えてないし、医学部の教授はデモのことしか考えてないというのに、日本の医者は立派だな」「今すぐは金にならないからって研究費支援をけちる韓国とは大違い」「医学部や医療政策では日本も韓国も大差はないのに、政治家や医者の意識と思考が韓国は日本より50年は後れをとっている」など、称賛と韓国の現状を嘆く声が多数寄せられている。

また、「これでまたノーベル賞を取りそう」「日本がノーベル賞受賞者を多数輩出できる理由」といったコメントも多く見られた。

（レコードチャイナの記事から引用）

韓国の反応の背景を説明しておくと、大学医学部を出ても多くの場合、儲かる美容整形医を目指す者が多い実情が韓国社会にあります。今年、韓国政府は将来の医師不足に備えるため、大学医学部の定員を増やす政策を実施したのですが、医者が増えると儲けが減るとの理由で大学の医学部教授や若い医師がこれに反発し、職場を離脱するケースが相次ぎました。表向きは「医学部の教育設備不足・教員不足など、医学教育の現状が改善されないまま定員を増やすことに反対」との理由になっていますが

韓国内では、「世界最高水準の医療」を実施していると称されていますが、嘘です

医療技術の開発も、医学の基礎研究も疎かにされている韓国が「世界最高水準の医療」を提供できるはずがありません。ノーベル賞は欲しがるくせに、基礎研究を軽視する姿勢は一向に改まらないのです

先般のコロナウィルス感染症への対処でも明らかなように、韓国政府はコロナウィルス用ワクチンと治療薬の開発を推進しようと、大学や製薬メーカーに働きかけましたが、結局はワクチンも治療薬も開発できないままです

コロナウィルス検査キットは大量に製造・販売したものの、その検出精度にバラツキが大きいとバレてしまい、信用を落とす結果となっています

いずれにせよ、「大学の研究室に残って地道な基礎研究を１０年続けるのは愚か者であり、手っ取り早く美容整形医として稼いだ方が懸命だ」との考えを切り替えない限り、ノーベル賞には届かないものと考えます

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２０２３年韓国のノーベル賞候補は

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