金塊密輸（６キロ）の韓国人２人を逮捕: 夾竹桃日記

2024年09月26日

金塊密輸（６キロ）の韓国人２人を逮捕

金価格が高騰しているため、海外から日本に金を密輸して消費税分１０％の差益を得ようとする犯行が繰り返されています

今度は飛行機を利用した手口が発覚しています

台湾から航空機で金塊計6キロ（約5200万円相当）を密輸して消費税など計528万円を脱税しようとしたとして、愛知県警は26日までに関税法違反などの疑いで韓国籍の男2人を逮捕した。6日付。1人が台湾発の機内に金塊を持ち込んで隠し、日本到着後に機体が国内線に切り替わった後、もう1人が搭乗して回収する役割だった。

県警などによると、逮捕されたのは東京都葛飾区、無職李浚圭容疑者（45）と同足立区、無職成真和容疑者（38）。

逮捕容疑は共謀して昨年8月25日、李容疑者が金塊を機内に持ち込み、台湾の桃園国際空港を出発、中部空港到着後に座席下に隠し、成容疑者が国内線に切り替わった機体に搭乗して回収することで、消費税などを脱税しようとした疑い。

名古屋税関によると、日本に到着した機体の中を税関職員が見回りした際に、布のようなものに包まれて座席シートの隙間に隠されている金塊6個を発見した。同税関は今月26日、両容疑者を関税法違反などの疑いで名古屋地検に告発した。

（共同通信の記事から引用）

１つの機体を国際線と国内線で併用しているところに目をつけたのでしょう。しかし、税関職員が機内を見回りしていた結果、密輸が阻止されました。ただし、過去にも同様に手口で密輸を行っていた可能性も考えられます

別の報道では２人は韓国籍のいわゆる在日韓国人です

金塊６キロを台湾で買い付けたとなれば相応の資金力があったと思われ、背後に犯罪組織が控えているのかもしれません。ただ、取り調べでも裁判でも、背後の組織については口を割らないのでしょう

金塊の扱いは当ブログの過去記事でも書いていますが、少量の金塊であれば罰金と消費税分を支払って受け取ることが可能です

ただ、今回は６キロと量も多く、明らかに差益を狙った組織的な犯行と考えられますので、金塊が没収されるのではないでしょうか？仮に罰金と消費税分を支払えば受け取れるとしても、５２０万円の消費税と数百万円の罰金を納付するのは難しいのでは？もちろん、儲けは出ません

背後に犯罪組織があるなら、密輸に失敗した２人が組織から制裁を受ける可能性も考えられ、２人ともそちらの方が怖いのでしょう

その他余罪があるのかどうかで裁判の行方は変わるのですが、仮に執行猶予付き有罪判決であったとしても金塊６キロは没収されるものと予想します

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