「秒速5センチメートル」実写化で大コケ予想

アニメーション作品の実写化が失敗続きなのは言うまでもありません。にも関わらず、繰り返し実写化しようとする芸能プロダクション、映画会社が次々と現れます
「オリジナル脚本よりアニメを実写化する方が簡単だから」と考えているのか、「アニメで成功したなら実写化も成功するはず」と考えているのか?
今度は新海誠監督の劇場版アニメーション「秒速5センチメートル」をSixTONESの松村北斗主演で実写化するのだそうです。もう、この時点で悪い予感しかありません
以下、FLASHの記事から引用します


アニメ版『秒速5センチメートル』といえば、映画『君の名は。』(2016年公開)や『天気の子』(2019年公開)、『すずめの戸締まり』(2022年公開)などで知られる新海誠監督が手がけた作品。
小学生のころ、転校によって離ればなれになった初恋の女性への思いを抱いた主人公・遠野貴樹を中心に展開する短編3連作のラブストーリー。
新海監督のファンからは、非常に人気の高い作品として知られている。
「実写版で松村さんが遠野を演じます。ただ、原作では遠野の小学生時代、高校生時代、会社員時代とそれぞれが独立した形で描かれ、全63分の映画でした。一方、実写版は約2時間の長編映画として制作されます。上映時間が倍近くになるので、ストーリーを加筆することも考えられる。
脚本は新海監督と意見交換をしたうえで作られ、監督自身も『最も信頼する俳優である松村北斗くんに主演をつとめてもらえることにも、人生の不思議さを感じます』とのコメントを出していますが……」(芸能記者)
「新海アニメ」を実写化するのは今回が初めてとあって、注目度も高い。
ただ、Xでは実写化に対する批判の声も相次いでいる。
《秒速実写化って正気か?あれはアニメだから出せる情緒なんじゃないの?やるのはいいけどフィルムの端から端まで原作に忠実にやってくれよ、、、間違ってもオリジナルキャラやシーンは入れるなよ》
《は?秒速5センチメートル実写化? 先に言っとくけど絶対興行収入伸びないぞ。新海監督ならではのあの世界観とか雰囲気、実写版でどうやって表現するの?それを2時間とかもう改変する気満々やんけ》
《秒速実写化?まさか主題歌SixTONESじゃないだろうな?主題歌はOne more time One more chanceだよな?》
《あれは当時では信じられないくらいのクオリティのアニメーションだったこそすごかったんだよなぁ…主題歌変わったら暴動だね》
ストーリーの行方を不安視するファンも多いようだ。
(中略)
実写版の主題歌はまだ発表されていませんが、原作ファンの熱量が高い作品なので、松村さんが所属するSixTONESの曲が使われれば、反発は必至でしょう。今後の発表内容が注目されます」(前出・芸能記者)
(FLASHの記事から引用)


記事にもあるように、主題歌は山崎まさよしではなくSixTONESの曲になるのでしょう。この時点で原作ファンはそっぽを向き、映画館に足を運ぼうとはしないはずです
なぜ、こんな無謀な企画を推し進めるのか、と思うばかりです
原作は3つの短編を組み合わせた構成ですが、おそらく実写版は3つの短編のエピソードをまとめて1つにし、2時間の枠に押し込める形にするのでしょう。改変しまくりで、原作にない新キャラとして他のSixTONESのメンバーを登場させるのかもしれません
SixTONESのファンは大満足だとして、原作ファンやコアなアニメファンから見向きもされず、公開第1週目の興行成績が7位か8位くらいで、第2週目にはトップ10から消えるのでは?
コケる判っていて制作費や宣伝費を注ぎ込む判断が常軌を逸している、と書いておきましょう
ちなみに監督と脚本は奥山由之が務めます。奥山監督の父親は松竹の元社長である奥山融ですし、彼の弟も映画監督をしているという一家です
映画界のサラブレッドが監督するとあって、スポンサーなどはすぐに集まったのかもしれません。が、サラブレッドである新進気鋭の若い監督だけに、原作を切り貼りしてスタボロにする気満々なのだろうな、と予想します
自分の好きな作品がズタボロにされるというのはよい気分ではありません

One More Time,One More Chance

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