松本人志裁判 松本側が訴訟取り下げ模索か?

すっかり宙に浮いてしまった形の、ダウンタウン松本人志が文藝春秋を相手取って起こした裁判ですが、9月に入っても進展が見えないままです。文藝春秋側が松本の提訴に対し、「十分な取材に基づき信憑性の高い報道である」と20余りの証拠を裁判で提示した後、進行が止まってしまいました
提示された証拠に「松本側が反論できなくなっているのでは?」との見方もあります
他方で、松本側が訴訟を取り下げ、テレビ出演を再開させる方向を模索している、と「女性自身」が報じています。記事の真偽はともかく、訴訟を取り下げたからといって、そのままテレビ出演がかなうはずはありません。テレビ業界も松本人志抜きで回っているのですから、わざわざ松本を出演させて炎上させるリスクを負ったりはしないでしょう


ダウンタウン松本人志(61)と週刊文春の裁判は終焉を迎えようとしているのか。8月14日に予定されていた第2回弁論準備手続きの期日が延期されてから、何の発表もなく1カ月以上が過ぎた。松本は「当たり前の権利やし」と再開したXでもなぜか沈黙を貫いている。
「当初は裁判所側の都合もあり得ると言われていたが、ここまで理由もなしに延期されることは通常ない。文春サイドが20個の証拠を提出したということは、延期になっている事情は松本さんサイドにある可能性が高そうです」(ワイドショー関係者)
「女性自身」(10月1日&8日合併号)の記事「松本人志 沈黙の裏で進む文春裁判の“電撃和解”準備…訴え取り下げ後は年内テレビ復帰も」の中では、「松本が裁判から撤退する方向で動いていて、訴えを取り下げた後には、年内でのテレビ復帰が発表される」という関係者のコメントが紹介されている。
一方、18日にネットで配信された同記事のコメント欄には、《松本側の都合で和解なら、文春は訂正記事も謝罪文も出さないだろう。となると、一連の報道は事実だったと世間は受け取る》《完全勝利以外での復帰はどう考えてもマイナスイメージ》《取り下げとなれば、松本は文春報道を認めたに等しい状況》などと厳しい声が殺到している。
■事実関係がはっきりするまでスポンサーはつかない
「忘れている人もいるかもしれないですが、当初この報道が出たとき、アサヒビール、サントリー、アコムなどの大手スポンサーが、松本さんが出演する番組では社名表示を取りやめたことを発表しています。要するに事実関係がはっきりするまでは、スポンサーを降りるということ。世界的に有名な企業がこの基準を明確に示したからには、他の企業もそれに追随しなければ、世間からコンプライアンス意識を疑われかねない。あの報道当初から何が変わったかといえば何も変わっておらず、むしろ被害を訴えているA子さんに松本サイドが尾行したり、仲裁者のような人物が1億円を提示したという報道があって、むしろイメージは悪化しています」(広告代理店関係者)
松本は今年の1月8日に「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす。」とXに投稿したが、いまだに何も語っていない。"闘う"というからには裁判にも出廷して身の潔白を証明するのかと思われていたが、20個の証拠を突き付けられ、裁判は進まないままだ。
(以下、略。デイリー新潮の記事から引用)


いまさらテレビ局側に「何が何でも松本人志を出演させよう」との思惑はないと思われます。つまり、彼の不在が「松本人志なしでも番組は成立する」ことを証明してしまったのであり、墓穴をほった形です
話を裁判に戻すと、根本的な問題は松本側の弁護士が戦術を誤り、訴訟をコントロールできなくなったことでしょう。松本人志から性加害を受けたとするA子さんが元検事である中村信雄弁護士と頻繁に遭っていたのを「不倫関係だ」と誤認し、中村弁護士に「あなたの不倫関係を週刊誌が報道する予定です。今なら記事を差し止められます。A子に裁判から手を引くよう説得してください」と取引を持ちかけたのも重大な失態です。中村弁護士は激怒し、取引を持ちかけられた経緯を週刊文春に洗いざらいぶちまけてしまいました
この取引は法廷外の出来事であり、訴訟そのものに影響はないとの見方もありますが、松本側の弁護士が事態打開に焦り、次々と誤った手段に出ているのが判ります
このまま裁判が進めば松本側の敗訴で終わる公算が高くなったため、「訴訟取り下げを模索している」との記事が出たのでしょう
あるいは週刊誌を利用して報道させ、訴訟取り下げならテレビ局側がこぞって松本を奪い合う形になるなるのかどうか、反応を伺っているのかもしれません
法廷外でさまざざまな関係者が互いの腹を探り合う展開になっているのでしょう
ただ、いくつかの報道が指摘しているように、訴訟の取り下げは松本側が性加害の事実を認めた形になりますので、松本のテレビ復帰が即実現する可能性はありません。飲み会のため女性を集めていたとされるアテンド芸人のダーティなイメージも払拭されないままです

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