福岡市部長が部下にセクハラ 面談と称し拘束

兵庫県の斎藤知事によるパワーハラスメント問題が連日、メディアを賑わせています。が、そちらはいずれ取り上げるとして、本日は福岡市農林水産局の部長が女性職員にセクシャルハラスメントとパワーハラスメントを繰り返し、停職6か月の懲戒処分を受けた件を取り上げます
言うまでもなく、停職6か月というのは「公務員として不適格だから辞めなさい」との意味です。部長は59歳と報じられており、自己都合退職をしてもおかしくない年齢です。それでも6か月後には職場復帰し、居座るつもりなのでしょうか?


部下の女性にセクハラやパワハラ行為をした福岡市農林水産局の59歳の男性部長が、停職6か月の懲戒処分を受けました。
停職6か月の懲戒処分を受けたのは、福岡市農林水産局に勤務する59歳の男性部長です。
福岡市によりますと、この男性部長は、去年12月から今年5月にかけて同じ職場の女性部下を2人だけの飲み会やドライブに執拗に誘ったほか、机の引き出しを無断で開けて菓子を入れるなどのセクハラ行為をしました。
また、女性部下に本来必要ない業務をさせ、その面談指導と称して個室に2~3時間拘束して叱責するパワハラ行為をし、面談の間に「好き、愛してる。」などとセクハラ発言をしたということです。
今年5月に関係職員からハラスメント窓口に相談があり事案が発覚したということです。
処分を受けた部長は「部長であるにもかかわらず最低な行為をしてしまった。被害職員に対し本当に申し訳なく思っている」と話しているということです。
福岡市は、部下に対する指導監督が不十分だったとして、局長級職員も文書訓戒の処分をしています。
また、経済観光文化局の男性係長(47)が、ストーカー行為で減給10分の1、6カ月の懲戒処分となっています。
(テレビ西日本の記事から引用)


59歳の部長が若い女性にモテるはずないのに、「部長のオレが声をかけたのだからなびくはず」と思い込んでいたのでしょうか?
空気の読めないオジサンの迷惑行為です。なぜ、部下の女性を自分の言いなりにできると思うのか、日本七不思議の1つです(冗談ですが)
断られても、嫌がられても押しまくってくるオジサンというのは恐怖でしょう。食事に誘えばセックスできると考え、端から愛人扱いしてくるわけで
被害を受けた女性の精神的な負担は相当のものだったと推測します。しかも、本来必要のない仕事まで押し付けられて
まずは弁護士を介してこの部長に精神的な被害に対する賠償を請求してはどうか、と言いたくなります。公務員に対しては直接、損害賠償請求の訴訟は起こせないというのが行政法上の規定です。が、訴訟ではなく民事調停の申し立ては可能です。部長が調停に応じるのが前提ですが
民事調停に応じなければ、福岡市を相手取って損害賠償請求の訴訟を起こすことになります
停職処分はあくまで人事管理上の処分です。被害者女性の精神的負担までは考慮してもらえません。なので、部長にけじめをつけさせるため、訴訟でも民事調停でも使い、きっちり責任を取らせるのがベターな選択でしょう
こんなスケベオヤジの言うがままにされ、泣き寝入りするのは大間違いです

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