伊東純也が不起訴 性暴行事件
サッカー、フランス1部リーグのスタッド・ランスに所属する伊東純也選手は、性被害を受けたとして女性2人から刑事告訴されていました。また、伊東選手側も女性2人が事実無根の虚偽告訴をしたと、刑事告訴していましたが、大阪地方検察庁は8月9日、いずれも嫌疑不十分で不起訴にしています
大阪地検は、「必要かつ十分な捜査をしたが起訴するに足りる証拠を収集できなかった」と不起訴について説明しています
ただ、伊東選手側は女性2人を相手取り、2億円の損害倍書を求める民事訴訟を起こしており、こちらは継続中です
また、女性2人と週刊新潮を名誉毀損で新たに刑事告訴したとの情報もあります
女性の「録音」に残されていた会話
女性の刑事告訴から2週間後の2月1日、週刊誌がこれを大々的に報じた。伊東選手側は疑いを全面否定して女性側を虚偽告訴罪で告訴し返したが、当初の風当たりは凄まじいものだったという。
「伊東選手には『責任取れ』という声が相次ぎ、私のもとにも逆告訴などを巡り『セカンドレイプだ』などの電話が止まりませんでした。テレビのワイドショーでは『弁護士会の懲戒ものだ』とまでコメントされて、ショックでした」(加藤弁護士)
週刊誌報道の2日後に行われたサッカー・アジアカップ準々決勝では、伊東選手は日本代表を離脱、日本はイランに敗退した。この時、伊東選手は思いをこう吐露していた。
「悔しいです。(僕が)レイプなんてするわけない、普通の人間が……」
その後、伊東選手は諦めることなく無実を訴え続けた。その大きな力になったのは、女性の告訴を打ち消す「証拠」が手元にあったことだった。
女性が「裸で寝かされていた」と主張する時間帯に女性が衣服を着ていたことを示す動画や、「事件」の後に女性が男性トレーナーをユニバーサルスタジオジャパンに誘うやり取り、そして何より女性の「録音」があった。
「知人女性の性被害を目撃し、自分も性被害にあった」と訴えた女性のものとされる音声は、事件当時、自分はぐっすり寝ていて性被害を目撃していないと関係者に説明、自分が性被害にあったかどうかについてはこう語っていた。
「え、それは絶対にないです。フフフ、絶対にない」
サッカーファンを味方につけた戦略
さらに伊東選手側を勢いづけたのは「女性側の証拠」だった。
実は伊東選手側は、本件を報じた週刊誌が発売される前にその発行を止める処分を裁判所に求めていた。この申し立ては認められなかったが、大きな収穫があった。
「週刊誌側は出版を差し止められないように、記事の根拠になった主な資料を全て提出してきたんです」(加藤弁護士)
その結果、伊東選手側は女性側の「手の内」を知ることができた。そこにあった実質的な証拠は「女性の言い分」だけで、他はwikipediaやホームページのコピーなどだった。
「負けるはずはない」
伊東選手側が自信を深めた瞬間だった。
(以下、略。現代ビジネスの記事から引用)
引用から省略した部分では、伊東選手が事情聴取に応じるため、密かにフランスから日本に帰国していた、と書かれています
伊東選手は警察、検察から事情聴取を受けていない、との報道が出ていましたがそれが誤りで、事情聴取を受けていたわけです
刑事告発したものの不起訴処分となった件について、刑事告発した2人の女性の弁護士は、検察審査会に申し立てをするとコメントしています。検察審査会が不起訴不当、との決定を下したなら大阪地検は捜査をやり直し、あらためて起訴するかしないかを判断することになります
ただ、週刊新潮側が女性の言い分だけを根拠に、よくも記事を掲載したなと思います。写真や動画、音声データなど、確たる証拠があるならともかく
今後は民事訴訟で賠償を求められている週刊新潮の側が、記事には「真実と信じるに足りるだけの被害者側の供述があった」と立証する必要に迫られます。ただし、被害を訴え出た女性2人が「嘘でした」とあっさり認め、伊東選手側と示談を求める展開になれば、週刊新潮だけ梯子を外された格好になり、罰金支払いを命じられる結果になるかもしれません。ネタ欲しさに週刊誌が裏付けのあいまいな話に飛びつくのは止めた方がよいでしょう
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