「ひょっこり男」再犯 初公判であおり運転否認
自転車に乗って走行中、前から車が走ってくるとわざと対向車線に飛び出して挑発したり、走行を妨げる行為を繰り返している「ひょっこり男」こと成島明彦被告の裁判が始まっています
前回の事件では、「車の走行を妨害するのが快感で止められない」と語っていた成島被告ですが、今回の裁判では「車の走行を妨害していない」と犯罪容疑そのものを全面否定し、争う姿勢を示しています
成島被告のあおり運転はドライブレコーダーに録画されており、証拠として法廷にも出されていますので、全面否認する狙いがよく判りません
「ひょっこり男」と呼ばれ、千葉県柏市で自転車で走行中に車の通行を妨害した罪に問われた被告の初公判が開かれ、被告は「妨害するつもりはなかった」などと起訴された内容を否認しました。
柏市の無職、成島明彦被告(37)はことし4月、市内の車道で自転車で走行中にセンターラインを越えて対向車線の車の通行を妨害したとしてあおり運転などの罪に問われています。
22日千葉地方裁判所松戸支部で開かれた初公判で、被告は「他人に危害を及ぼす運転はしていない。通行を妨害するつもりはなかった」と述べ、起訴された内容を否認しました。
続く冒頭陳述で検察は「直前や直後にも対向車線にはみ出したり逆走をしたりするなど危険な運転を繰り返していた。走行の一部始終は妨害された車のドライブレコーダーにも記録されている」と主張しました。
被告は埼玉県内などで自転車であおり運転をしたとして実刑判決を言い渡され、「ひょっこり男」と呼ばれていました。
柏市周辺ではことしに入って車道で危険な走行をする自転車の目撃情報が相次いでいました。
(NHKの記事から引用)
37歳にもなって働きもせず、自転車でふらふらしている成島被告です
同様の行為を繰り返しており、前回は懲役刑を食らって服役していますが、改める気はないのでしょう
全面否認で争うのは、「とことん悪ぶってやろう」と思い定めているのか、「落ちるところまで落ちてやろう」との覚悟なのか?
いずれにせよ無益な行動であり、人生の浪費です。悪名を残し、何者かになった気分に浸るつもりかもしれません
今回も反省が見られませんし、実刑でよいと思われます。あおり運転(妨害運転)は自転車にも適用され、懲役3年以下または50万円以下の罰金です。検察の求刑次第ですが、1年以上は服役させた方がよいのでしょう
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