都知事選特番 古市憲寿VS石丸候補で大炎上
テレビ局が好んで起用するコメンテーターの1人が社会学者古市憲寿です。しかし、彼の受け答えにはズレが目につき、噛み合わない場面がしばしばあります。何らかの発達障害を抱えているのだろうな、と自分は勝手に想像します(自分は医師ではありませんし、直接面識のない人物を発達障害と決めつけるのは禁じ手なのですが、そのような印象を受けるとの話で容赦願います)
ただ、テレビ局が古市憲寿を好んで起用するのは、そうした受け答えのズレとか相手の意表を突く切り返しが「面白い」と番組制作者が受け止めているからなのでしょう。政治評論家とかベテラン記者の、型にはまった物言いではなく、斬新な語り口に映るのでは
かつては若新雄純というチャラ男に見える評論家もいて、「若者の代弁者」の役割を古市憲寿と分け合っていましたが、未成年者との淫行疑惑でテレビから消えました
なので若者世代の代表として古市憲寿を起用し、斬新な切り口で選挙を語らせようと、日本テレビは東京都知事選挙の開票特番に彼を器用したのでしょう
しかし、結果として石丸伸二候補と問答が噛み合わないまま、険悪な雰囲気で時間切れになる結果を招き、炎上騒ぎになったと報じられています
7日に配信された日本テレビの「東京都知事選挙2024 開票速報 ──(日テレNEWSLIVE)」の中継が大炎上してしまった。
都知事選で2位になった石丸伸二氏(41)に社会学者の古市憲寿氏(39)がインタビューしたシーンだ。冒頭から、厳しい表情の石丸氏に「出口調査したところどうやら石丸さんが2位らしい。嬉しかったですか?」と問う古市氏。石丸氏は「勝ち負けなどという候補者目線の小さな話をしていないんですね」と返して不穏なムードに。その後、古市氏は「まだ都知事選の開票が続いている中で国政で広島1区から出馬する可能性に言及されたのは、結局都知事選はただの踏み台だったのかな、売名行為だったのかと思ったのですが、この点についてはどうですか」と問うと、石丸氏は「下衆の勘繰りでしかない。聞かれたので可能性を言及しただけ。意思はないとも言っている。文脈を把握しているか」と反論。その後も討論が嚙み合わず時間切れに……。
もちろん、石丸氏のメディアへの挑発的な態度に不快感を抱いた視聴者の声もあったが、SNSでは《古市はひろゆきを目指してるのだろうか?》《昨日の古市氏インタビュー酷かったなぁ。ひろゆきスタイルをパクって人の話遮りまくってマウント取ってくだけ。20秒だけ見て不快すぎてテレビ消したわ(笑)》《古市が調子に乗って討論で勝ちたいと考えたのだろう。ひろゆきにでも憧れてるんかな?》《石丸さんも相手を小馬鹿にする人だからあまり好きではないけど、古市のこの態度なら仕方ない》など、"論破"スタイルで人気になった実業家でひろゆきこと、西村博之氏(47)をマネしているのかという反応が相次いだ。
Ⅹ(旧ツイッター)のトレンドに「古市さん」が入り、古市氏のコメント欄は中継を見た人から《なんで石丸さんに喧嘩口調なんですか?》《相手への最低限のリスペクトすら感じられなかった!選挙で疲れてる中、わざわざ出てくれてるのに》などと批判で大炎上している。
ちなみに石丸氏は、フジテレビ系『Mr.サンデー “七夕決戦”都知事選SP』の生中継にも出演。MCの宮根誠司氏が「残念な結果とはいえ、相当手応えを感じた選挙戦ではないかと僕は思うのですが」と聞いた時にも石丸氏は「都民の総意が可視化されただけ」と無表情で一蹴している。だが、宮根氏は反論はせずに「僕もちょっと頭悪いんで意味がわからないんですけどその都民の可視化とはどういうことですか」と聞き直し、石丸氏は苦笑しながらも答えている。
「相手にこびへつらう必要はありませんが、番組MCやインタビュアーは取材相手と視聴者の時間を奪っているわけですから、最低限の敬意と見ている人へのメッセージが届かなければ意味がない。どんな相手であれ、大人の対応力が問われますが、古市氏は十分な下調べをして石丸氏の発言の矛盾を突くスタイルではなく、ふんわりとした内容で"言い負かせてやろう"という意気込みが感じられました。
(以下、略。日刊ゲンダイの記事から引用)
石丸伸二VS古市憲寿
上記の動画を見れば判るのですが、古市憲寿の「(自分に)風が吹いたと思うか」との質問に対し、石丸候補は「風という表現を(メディアは)よく使われるけど、どのような意味なのか?」と切り返し、いわゆる従来のメディアの文法・マスコミ表現では応答しないと意思表示しています。しかし、古市憲寿もアナウンサーも従来のメディアの文法で語ることしか知らないため、質疑応答が噛み合わないのです
石丸候補の過去の動画、安芸高田市議会での質疑応答をyoutubeで見れば、彼の問答のスタイルが判るのですから、こうした噛み合わない展開になると予見できたのでは?
石丸候補のスタイルを肯定するかどうかはともかく、メディアが自身の古臭い語り口に安住し、それを疑問に思うこともなく反省もしないまま現在に至っているのは明らかでしょう
こうしたメディアの古臭い語り口はプロ野球中継でも顕著ですし、ニュース報道、政治家へのインタビューなどなど、至るとこで見られます
そこをぶち壊そうとしている人を相手にするのに、従来の語り口のままではダメだとアナウンサーや古市憲寿はなぜ理解できないのか、不思議でなりません
結局、古市憲寿はなぜ自分が批判されているのか、炎上したのか、判らないままだと推測されます。若者の代表、若者の代弁者が新たな変革の動きを理解できず戸惑う姿をさらしただけです
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