神戸6歳児遺棄事件 大地被告が犯行主導
神戸市西区でスーツケースに詰められた6歳児の遺体が遺棄された事件は、死亡した穂坂修ちゃんの叔父にあたる大地被告(33)が主導したものとして、傷害致死と死体遺棄で神戸地検が起訴しました
また、姉が妹に対しても性的暴行を繰り返していた容疑が明らかになり、そちらも起訴されています
となれば、姉や妹たちは大地被告に脅されて犯行に加わった従犯と判断され、罪一等が減じられる可能性が出てきました
また、大地被告は22歳の頃、20歳も年上の女性と結婚していたと週刊誌が記事にしています
「大地くんと、母親と思われる50代くらいの女性が写ってるでしょ。あれは母親ではなく、彼の妻ですよ」
そう話すのは、大地容疑者をよく知る人物。大地容疑者のSNSにアップされていた年上女性とのツーショット写真。当初、『週刊女性PRIME』の取材では“親子写真”としていたのだが、取材を進める中で“夫婦写真”であることが判明した。
(中略)
「大地くんは荒っぽいところもあるんですが、それは上から目線でコケにしてくる人、偉そうする人に対してだけ。自分の話をきちんと聞いてくれる人には、ちゃんと心を開くんですよ。たぶん、虐待されてきたトラウマがあるからなんだと思いますね」
新しい職場で、あのツーショット写真に写る女性と出会った。大地容疑者が25歳ぐらいだった。
「20歳近く年上の女性を好きになったのは、やっぱり母親に愛されてこなかったからなのかもしれないですね。年上の女性が好きみたいで、年配の同僚女性にも“ここのオカンや”と言って、人なつこさを見せていた。凶暴さだけが強調されていますが、根はやさしくって、寂しがり屋なんですよ」
加えて、子どもっぽい面もかなり残っていたようで、
「お金が手に入ると、クレーンゲームに延々とつぎ込んだりしていました。ポケモンカードと遊戯王カードが大好きで、そこでも散財していました(笑)」
大地容疑者は、年上女性と結婚。2人は市営住宅に移り住んだが、1年前に結婚生活は破綻してしまう。
「ちゃんと離婚したのか、別居状態のままなのかは、わかりません。でも、大地くんが奥さんにDVをしたのが原因みたいです。カッとなってしまうと、一気に豹変する悪いところが出てしまったのではないでしょうか」
(週刊女性の記事から引用)
大地被告は知的障害者を雇用する会社に勤務していた時期もあったようですが、職場で暴力沙汰を起こし、クビになったのだとか
知的障害がどの程度なのか、報道からでは判断できません。単に知的な能力に問題があるのではなく、怒りなど感情の統制ができない性格なのではないか、と推測されます
鑑定留置を経て起訴されていますので、精神障害はなく、善悪の区別もできる状態なのでしょう
いまのところ大地被告は犯行について素直に認めようとはせず、曖昧な供述を繰り返していると伝えられていますが、大地被告以外の姉や妹らに修ちゃんを殺害する積極的な動機はないと推測されます
公判までに大地被告が罪を認める方向に転じるか、あるいは無罪を主張して荒れた裁判になるのか、そこに注目しましょう
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