東京の保育士が児童ポルノ作成 初公判で犯行認める

父親の経営する保育園に勤務していた保育士長田凪巧被告は、園児に対してわいせつ行為を繰り返し、それを撮影して児童ポルノを作成していました。都合、これまで7回の逮捕を経ており、立件された犯行がどれだけになるのか、被害者が何人になるのか、まだ明らかにはされていません。先に立件された3人の園児に対する事件で初公判が開かれ、長田被告は犯行を認める供述をしています


勤務していた都内の認可保育園で、複数の女児にわいせつな行為をしたとして不同意性交などの罪に問われている元保育士の長田凪巧被告(27)の公判が6月21日、東京地裁(室橋秀紀裁判長)で開かれた。
起訴状によると長田被告は女児をトイレや押し入れに呼び出し、バンダナで目隠しをした上でわいせつな行為を行い、その様子をスマートフォンで撮影していた。6月6日に行われた初公判で長田被告は、女児3人に対する起訴内容について「すべて事実です」と認めている。
卑劣な犯行の現場となったのが、長田被告の父親が園長を務める認可保育園だった。
「長田被告は2年前から同園で勤務をするようになりました。クラス担任は受け持っておらず、保育業務の補助を担当。園児の昼寝の見守りをしていたのですが、その時間を利用して複数の園児に対する犯行を行っていました。撮影に使用したスマホは同園から貸与されたものです」(全国紙社会部記者)
長田被告は1月以降、計7回逮捕されており、初公判では昨年10月から12月にかけて当時5~6歳だった女児3人に対する起訴内容を審理。21日の公判では、別の女児に対する追起訴の審理が行われ、長田被告は上下の黒のスウェット姿に、坊主頭で出廷した。がっしりとした体格の背中を丸め、起訴内容について、うつむいたまま「間違いありません」と小さな声で認めた。
法廷では検察官が被害女児の両親の意見書を読み上げた。昨年10月から12月にかけて一連の犯行が明らかとなり、保育園が12月30日に緊急保護者会を開いていた。それを受け、両親が女児に話を聞いたところ、長田容疑者からの被害を訴えたという。娘の被害を知った両親は、
「無関係であってほしいと願ったが、最悪を遥かに超え、谷底に落とされたような気持ちになりました。ショックと長田への怒りで混乱しています」
とやるせない思いをつづっている。さらに女児の様子について、
「娘はよくないこと、悪いことをされたと少しずつ理解できるようになり、夜に、うなされるようになりました。依然よりもべったりとなり、私から離れなくなりました」
と説明。最後に、
「できることなら、時を戻して私たちが守ってあげたいが、それはできません。娘のつらい気持ちを取り除けるのは私たちだけです。何があっても絶対に許しません。長田には一番重い処罰を与えてください」
と訴えた。
「性被害を受けたと認識できない年齢なので、犯行が表面化しづらい。しかし年齢を重ねていき、自分がされたことが性被害だったと後になって気付き、苦しむことになる場合があります。しっかりとしたケアが必要です」(医療関係者)
検察が読み上げる意見書を、目をつむり険しい表情で聞いた長田被告。反省の色をうかがわせたが、一番重い処罰をもってしても、決して許されるものではない。
(FRIDAYの記事から引用)


前回も当ブログで書いたように、弁護士から「事実関係は争わず、罪を認めた方がよい」と諭されたのかもしれません
すでに伝えられたところによれば長田被告自身、幼少時に性的虐待を受けていたとの話ですから、公判ではこの先、自らの経験した虐待について語り、情状酌量を得ようとするのかもしれません
ただ、被害者家族にすれば長田被告の語る被虐体験など弁解にしか聞こえないのであり、ますます長田被告への処罰感情を募らせるだけなのでは?
虐待を受けた者が大人になってこどもを虐待するようになる…との因果関係はよく知られているものの、だからといってこどもへの虐待が許容されるはずはありません。長田被告も保育士として教育を受けた身であり、分別を備え、園児の安全に責任を持つ立場です
それを逆手に取り、保育士の立場を利用して園児に性的虐待を繰り返していた犯行ですから、一体誰が同情するのでしょうか
取材をするメディアは、長田被告の父親が経営する社会福祉法人希望福祉会(3個所の保育園を運営)がこの事件に対してどう対処しているのか、取り上げてもらいたいところです

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