埼玉の中学教師 男子生徒にわいせつで懲役3年

埼玉県朝霞市の公立中学校教諭外崎三吉被告は、学校の行事で訪れていた施設の浴室で、教え子の男子生徒を盗撮したとして逮捕されたのをきっかけに、顧問を務める吹奏楽部の部員らにもわいせつ行為を繰り返していたのが発覚、浦和地裁で懲役3年の実刑判決を受けています
この外崎被告の公判については記事を見つけることができず、判決のみを当ブログの記事に追記として記載していました
今回、FRIDAYが外崎被告の公判についてまとめの記事を掲載しているのを見つけましたので、取り上げます


【教え子に性器をこすりつけ…】わいせつ行為で逮捕の中学校教員が裁判で明かした「身勝手すぎる動機」
「’23年の4月に新しい中学校に異動しました。異動したことに対してのストレスや寂しさ。好意を持っていた男子生徒に会えなくなったことに対しての寂しさ。そういうことを紛らわせるために、元教え子たちを誘っていました」
複数の男子生徒にわいせつ行為や盗撮を行った元中学校教諭は、事件の背景には「寂しさがあった」と法廷で告白した。
元中学校教諭とは、性的姿態等撮影や児童ポルノ禁止法違反、児童福祉法違反などの罪に問われた外崎三吉(とざき・さんきち)被告(44)である。
’23年10月16日、埼玉県警は、’19年に学校行事で訪れた群馬の温泉施設で男子生徒にわいせつな行為をしたとして、中学校教諭(’23年2月8日に懲戒免職)の外崎被告を強制わいせつの容疑で逮捕した。
この件は後に不起訴になったものの、押収した外崎被告のスマホには若い男性のわいせつ動画や静止画が1000点以上、保存されていた。そこには当時10代だった生徒や元生徒が映っていたという。
その後、外崎被告は、’19年から約4年間に行った男子生徒へのわいせつ行為や盗撮などで、5度逮捕されている。被害者は20人を超えた。
多くの被害者を出した外崎被告だが、勤務した中学校では吹奏楽部の顧問をつとめ、「全日本吹奏楽コンクール」に6度導くなど、有能な指導者として知られた存在だったという。また、県吹奏楽連盟の常任理事もつとめていた。
それだけに、「練習は相当に厳しかったようです。ミスをすると怒鳴られたり、暴言を吐かれたり。あまりの厳しさに退部したり、不登校になった生徒もいたと聞いています」と、元吹奏楽部部員の保護者は話す。
そして、’24年2月8日から始まった公判のなかで、外崎被告が行った卑劣な行為が徐々に明らかになった。
検察官の冒頭陳述などによると、
「被告人は’23年1月初旬、都内の温泉施設個室に元部員Aを誘い、Aの性器を触ったり、Aの性器に被告人の性器をこすりつけるなど、みだらな行為におよびました、また、同年5月初旬にも被告人が勤務する中学校を訪れたAに対して、もっぱら自己の性欲を満たす目的でみだらな行為をしています。そして、同年5月中旬には元教え子のBと栃木県内の温泉施設を訪れ、その一室において、密かに動画撮影状態にしたスマホでBの性器などを撮影しました。さらに同年5月下旬、埼玉県内の温泉施設の個室において、元部員Cの性器を触るなど、わいせつな行為におよんでいます」(検察官)
外崎被告は「Aに好意があった」と述べ、過去に学校内でAの性器を触ったこともあったという。そして各犯行の際には動画撮影状態にしたスマホでAを動画撮影していた。
被告人質問で、弁護人が「Bと旅行に行く前から、盗撮すると考えていたのか?」と質問すると、「いいえ。いっしょにお風呂にはいっているうちに、その模様を動画に撮りたいというような気持になってしまい、撮影してしまいました」と計画的なものではないと答えた。
そして、「すべての犯行は自分の性的欲求を満たすためです。犯行時に相手が拒絶しなかったので、自分のことを受け入れてくれていると解釈していました。しかしいまとなっては、圧倒的な力関係のなかで拒絶が難しかったのではないかと思うにいたりました」と述べた。
(以下、略)


公判の場で外崎被告は教え子に対する愛着を強調しているのですが、数多くの男子生徒に手をだしているところからすれば、1人でも多くの男子生徒を食い物にしようとの欲求が顕著であり、恋愛とか愛着とかでごまかすのは不適切でしょう
ジャニー喜多川と同じく、捕食者(プレデター)と表現すべきかもしれません
外崎被告による加害行為は現職教師だった頃のものです。現在は懲戒免職処分を受けていますが、公務員の非違行為については雇用主であるとkろの埼玉県が賠償責任を負います。なので、被害者らは埼玉県を相手取って損害賠償を請求し、その賠償額を今度は埼玉県が外崎被告に請求する流れになります
ただ、男子生徒への性加害事案でどれだけの賠償を認めるのか?最初に埼玉県側との示談交渉があって、そこで被害者側の請求する額と埼玉県側が算定した賠償額が提示されるわけですが、すんなり示談が成立するとは思われません。被害者側は埼玉県教育委員会の管理責任も問題に挙げるはずです。が、埼玉県教育委員会は事件のうち、学校外でのわいせつ事案については管理責任を否定するかもしれません(修学旅行など、正式な学校行事については責任を認めるにしても)
示談がまとまらず裁判に場を移すと予想します
被害者にすれば中学から高校、大学への進学時期を賠償問題に付き合わされるのであり、たまったものではないはずです
外崎被告は懲役3年ですから、刑務所を出るまで示談がまとまらず揉めている…事態もあり得ます

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