環境保護団体がストーンヘンジにペンキ吹付け
ヨーロッパで環境保護団体が意味不明な抗議活動を繰り返しています。美術館で展示されている名画にトマトスープをぶちまけ、地球温暖化阻止を訴えたり化石燃料の仕様禁止を求めるなど、アピールする行動です
美術品にトマトスープをぶちまけると地球温暖化を防げる?という謎理論による愚行であり、さっぱり理解できません
そんな環境保護団体(環境破壊活動をしている輩なのでは、と思ってしまうのですが)が、今度はイギリスの古代遺跡として知られるストーンヘンジにペンキを吹き付ける暴挙に出て2人が逮捕された、と報じられています
化石燃料の使用停止を訴える環境保護団体「ジャスト・ストップ・オイル(JSO)」の活動家が19日、英国で最も有名な先史時代の構造物「ストーンヘンジ」にオレンジ色の塗料を吹き付けた。現地では夏至を迎える翌日、大勢の人々がストーンヘンジに集まる見通しとなっていた。
JSOがX(旧ツイッター)に投稿した動画には、所属する活動家の二人が消火器を使ってストーンヘンジに噴霧する様子が映っている。
投稿には、団体のメンバーが次期政権に対し、環境に関する法的拘束力を持った条約に署名するよう要求したとある。条約は2030年までに化石燃料の使用を段階的に廃止する内容だという。
イングランド南西部ソールズベリー近郊にある遺跡で上記の行為が発生したのは現地時間の正午前後。ウィルトシャー警察が声明で明らかにした。警察は「古代の記念物を汚損した疑いで」活動家の二人を逮捕した。
ストーンヘンジのXの公式アカウントは、今回の出来事を「極めて腹立たしい」と形容。学芸員らが現在汚損の度合いを調査していると述べた。遺跡を管理するイングリッシュ・ヘリテージによれば、遺跡自体は依然公開されているという。
JSOは報道向けの発表で当該の活動家らについて、オックスフォードの21歳の学生とバーミンガムの73歳の男性だと明らかにした。
20日の夏至の日に人々が集まるのを見越し、イングリッシュ・ヘリテージは「入場の条件」を公開。ストーンヘンジが多くの人々から神聖な場所と見なされている点に触れ、訪れる全員に対して遺跡及び周囲の人々に敬意を払うよう求めた。
スナク首相はこの事案を受け、Xに「ジャスト・ストップ・オイルは恥」と書き込んだ。
JSOは先月、活動家二人が「マグナ・カルタ(大憲章)」を展示するガラスケースを破損したことでも話題を集めていた。マグナ・カルタは13世紀に書かれた有名な法的文書で、当該の抗議行動の対象となったのはロンドンの大英図書館が所蔵する原本だった。
(CNNの記事から引用)
イギリスの法律がどうなっているのかは知らないのですが、こうした輩には数千万円の罰金を科さないとダメでしょう。もちろん、彼らは自らの信じる理想のために身を捧げているつもりなので、罰金を払わず服役する道を選ぶのかもしれません。高額な罰金が愚行を防ぐ手立てとして機能するかどうかは微妙です
だからといって何の対策も講じないのは間違いであり、こうした環境保護団体をテロ組織に認定し、構成員の逮捕や活動禁止、活動資金の没収など封じ込めが必要でしょう
日本においても文化遺産の破壊活動をする可能性があり、警戒が必要です
環境保護を掲げれば何をやっても許される、というものではありません。偏狭な理想主義のために公共財や文化財を破壊する行為は大間違いです
自分が環境少女グレタを嫌う理由もここにあります
「ストーンヘンジが汚された」「ペンキの影響、推測不能」
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