広島の元小学校教諭公判 20年前から盗撮続ける

広島県福山市立の小学校教諭だった鬼嶋良毅被告(51)は、勤務校の複数名の児童を盗撮した容疑で逮捕、起訴されて現在公判が続いています
既に懲戒免職処分も受け、妻とも離婚に至ったそうですが、だからといって社会的な制裁を受け禊が済んだ、と片付けるわけにはいきません
起訴事実は認めていますが、個々の被害者に謝罪したわけでもなく、慰謝料など1円も支払っていないのでは
前回、当ブログで取り上げた際には、「26歳の頃から盗撮を始めた」との報道もあり、長期間に渡って盗撮を繰り返してきた盗撮マニアです


広島県福山市の小学校で5年前、10代の女子児童の下半身をカメラで撮影したとして、強制わいせつなどの罪に問われている元市立学校教諭の男(51)の裁判が31日、広島地裁福山支部で開かれました。男は被告人質問で、盗撮を始めたきっかけについて語りました。
起訴状などによりますと、男は2019年から20年1月までに複数回、女子児童の下着をずらし下半身をデジタルカメラで撮影するなどしたとされます。
この日行われた被告人質問。男は教員として偶然撮影したものに、子どもの下着が写っていたことから、「自分でも撮れると思った」と述べ、盗撮を続けるようになったと答えました。
「やってはいけない」という意識もあったとしながらも、やめられなかったといい、「立ち止まって考える機会がなかったので、最低の人間だと思う」と述べました。
撮影した静止画や動画は、ハードディスクに入れて保存していましたが、見返したことは一度もないということです。
男は、逮捕後に妻と離婚し、いまは、再犯しないよう臨床心理士の指導のもと専門のプログラムを受講している状況だということです。
男は「一度も(事件のことを)忘れずに、自分の醜さや被害者のこれからの回復を祈り続けるしかないと思っています」と声を震わせながら話しました。
次の裁判は6月14日に開かれ、検察側の論告が予定されています。
(中国放送の記事から引用)


学習塾「四谷大塚」の盗撮事件では、性依存症治療のため専門のクリニックに通って認知行動療法を受けるとの条件下で、被告は執行猶予付き判決となっています。そちらのケースでは「四谷大塚」の運営会社に被害者に対し、幾ばくかの慰謝料支払いをしたのかもしれません
本件の場合、福山市が被害者に賠償を実施する可能性は低いと思われます。被害者側が福山市を相手取って損害賠償請求の民事訴訟を起こせば別ですが、被害金額の算定を巡って揉めそうです
盗撮されたのは事実として、盗撮した動画や静止画が外部に流出した形跡がないのであれば、裁判所が認定する被害額は相当低く抑えられるでしょう。訴訟費用の方が高くつきそうです。結果として被害に遭った児童だけが嫌な思いを抱え続けることになるのでしょう
鬼嶋被告に賠償を求める選択肢もありますが、妻と離婚し財産分与を迫られ、ほとんど資産と呼べるものが残っていないのでは?
弁護人は執行猶予判決狙いでしょうが、被害者とどのような形で示談をまとめるか、課題が残ります
また、「鬼嶋被告は26歳頃から盗撮を始めた」と供述しているのですから、盗撮に執着し依存する傾向が大であり、簡単に矯正できるものではないと想像します。今どきのスマートフォンはどれもカメラが付きですから、盗撮常習者に盗撮の道具を持たせるのと同じです。執行猶予期間中でも仕事をするため、携帯電話は必要ですが、それをきっかけにまた盗撮を繰り返さないのか、との疑念もつきまといます
そこらは本人任せなので、誰かが命令したり規制できるものではありません

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