沼津殺人バラバラ事件　土屋被告の初公判: 夾竹桃日記

2024年06月04日

沼津殺人バラバラ事件　土屋被告の初公判

静岡県沼津しで保険代理業をしていた土屋勇貴被告は、不倫関係にあった女性を静岡市内に呼び出した後、殺害した上で遺体をバラバラに切断し遺棄した容疑で起訴されています

その初公判が静岡地裁浜松支部であり、土屋被告は起訴内容を認めたと報じられています。しかし、殺害は計画的なものではなく、凶器として使用したハンマーはあくまで不倫相手の女性を脅すのが目的で所持していた、と弁護人が主張しています

去年２月、当時３３歳の知人の女性を殺害して遺体を沼津市内の自宅に遺棄したとして、殺人などの罪に問われている３２歳の被告の初公判が静岡地方裁判所浜松支部で開かれ被告は起訴された内容を認めました。

沼津市の無職、土屋勇貴被告（３２）は、去年２月、磐田市に住む当時３３歳の知人の女性を殺害し遺体を切断して自宅に遺棄したとして、殺人と死体損壊、死体遺棄の罪に問われています。

４日に静岡地方裁判所浜松支部で開かれた初公判で、被告は起訴された内容を認めました。

検察は冒頭陳述で「被告は不倫関係にあった女性に『金とプレゼントを渡す』と言って誘い出し、静岡駅から女性の車で静岡市駿河区の山道に向かった。自宅から持ち出したハンマーで後部座席から繰り返し殴ったあと、車を運転して清水区に移動し、女性の首を充電ケーブルで絞めて殺害した。計画性があり、危険で執ような犯行だ」と主張しました。

一方、弁護側は「被告は不倫関係を解消するために女性と会ったが、罵倒されるなどしてその場で限界だと感じ、持っていたハンマーで殴った。ハンマーは女性を脅かそうと考えて持ち出したもので、犯行は計画的ではない」と主張しました。

審理は５日以降も行われ、判決は６月１４日に言い渡されます。

（NHKの記事から引用）

有罪を認めるものの計画性は否定し、その線で減刑を狙おうと土屋被告と弁護人は打ち合わせしたのでしょう

あらかじめハンマーを自宅から持ち出しているのですから、凶器として使用する気満々だったと映るわけですが

相手の女性にハンマーを見せれば、すんなりと不倫関係を清算し別れられるとでも思っていたのでしょうか。あるいは別れる代償にいくばくかの金を用意し、渡すつもりだったとか？

土屋被告にとってはシングルマザーだった被害者は「都合の良い女」であり、セックス相手として最初からやり捨てるつもりだったと考えられます。一般に男は「釣った魚に餌はやらない」と考えている場合が多く、別れるにしても口止め料としてせいぜい１０万円も用意する程度でしょう

別の報道によれば、被害者は土屋被告と再婚を考えていたり、市議会議員選挙に立候補する計画を持っていたようです。となれば、土屋被告からの経済支援を当て込み、どんどんと計画を推し進めようとしていたものと想像します

引き返せなくなるのを恐れた土屋被告が、不倫関係に見切りをつけ、精算しようとしたのでしょう。しかし、再婚や選挙への立候補などで前のめりになっている被害者が頑として応じないと予想されたため、殺害するしかないと思い極め、犯行を計画したと考えた方が自然な気がします

なので、犯行は決して偶発的なものではなく、土屋被告による計画的な殺人だろうと自分は思います

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