福山市の中学校教諭 盗撮で2度逮捕
広島県福山市の中学校教諭が職員更衣室で同僚である女性教諭の着替えを盗撮しようとして失敗し、その後警察に逮捕される事件がありました
もし女性教諭が校長に相談したなら、校長がそのまま握りつぶし、なかったことにしたかもしれません。それくらい教育現場は世間の良識からかけ離れた、「不祥事などなかったことにする」体質がはびこっていると考えられます
それはともかく、逮捕された岡田直晃容疑者のスマートフォンからは別の盗撮動画も発見され、再逮捕に至っています。
広島県福山市の公立中学校で、女子更衣室で着替えていた同僚の女性教師を、スマートフォンで盗撮しようとしたとして教師の男(30)が逮捕されました。
警察によりますと、性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕された福山市の公立中学校の教師、岡田直晃容疑者(30)は、今月13日午後、勤務する中学校の男子更衣室から、女子更衣室で服を着替えていた同僚の女性教師(20代)をスマホで撮影しようとした疑いがもたれています。
更衣室は一つの部屋を仕切りで男子更衣室と女子更衣室に分けている作りとなっていて、岡田容疑者は仕切りの隙間から撮影しようとしましたが、女子更衣室に置いてあったロッカーが邪魔になり未遂に終わりました。
警察の調べに対して岡田容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。警察が女性教師から相談を受けて事件が発覚しました。警察は余罪がないか詳しく調べています。
福山市教育委員会は「事実関係を確認したうえで、厳正に対処する」とコメントしています。
(テレビ新広島の記事から引用)
勤務先の中学校で同僚の女性教諭が着替える姿を撮影しようとして逮捕・起訴された福山市の中学校の教諭が、市内の住宅で入浴中の別の女性や女の子の体を撮影したとして再逮捕されました。
再逮捕されたのは、福山市立の中学校に勤務する、教諭の岡田直晃容疑者(30)です。
警察によりますと、岡田教諭は去年8月、福山市内の住宅で入浴中だった30代の女性の体を風呂場の窓からスマートフォンで撮影したうえ、脱衣所にいた10歳未満の女の子の下半身を撮影した疑いが持たれています。
女性や女の子とは、いずれも面識がなかったということです。
この教諭は、ことし3月に勤務先の中学校の更衣室で同僚の女性教諭が着替える姿を撮影しようとしたとして逮捕・起訴されていて、警察が押収したスマートフォンを解析した結果、今回の被害がわかったということです。
教諭は調べに対し、「心当たりはあるが、事件について話すかどうかは弁護士と話してから決める」と供述しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
教諭が再逮捕されたことについて、福山市教育委員会は「事実関係を確認したうえで厳正に対処して参ります」とコメントしています。
(NHKの記事から引用)
盗撮動画をスマートフォンに保管していたにも関わらず、「事件について話すかどうか弁護士と話してから決める」などと岡田容疑者は述べているそうですから、反省しているようには感じ取れません
学校内で勤務中に盗撮を試み未遂に終わったとしても、教員として不適切な犯罪であり懲戒免職処分が相当でしょう。入浴中の女性の盗撮は勤務外の犯行とはいえ、これも公教育への信頼を失墜させる行為ですから、懲戒免職処分に値するのでは?
岡田容疑者はそれでもなお否認すれば軽微な処分で済み、懲戒免職には至らないだろうと甘い考えでいるのでしょうか
カメラ機能付きの携帯電話が当たり前の時代ですが、盗撮癖のある方はカメラを壊すなどして撮影できない状態で使用するのがベターです。いつでも盗撮に使える機器(携帯電話)を所持しているのに、「盗撮するな」と言い聞かせたところでムダです
また、教師も授業中なら携帯電話を所持しておく必要などないのですから、職員室に預け置くなど対策を講じるべきでしょう。が、これだけ教師による盗撮事件が繰り返されても、まだ教員に携帯電話の所持を許している理由が自分には理解できません。携帯電話を手放したら死ぬとか、特殊な理由があるならともかく
岡田容疑者とて、何か志があって教員になったはずです。盗撮で逮捕され、実名を報道され、全国に恥をさらすために教師になったわけでもないのでしょう。自身の原点に立ち戻り、今後の人生をまっとうできるよう反省してもらいたいものです
そのためには過去の犯行を否認したり隠蔽するのではなく、自分がどうして盗撮行為にのめり込んでしまったのか、きちんと向き合うところから始めなければなりません
追記:岡田直晃被告(30)に対し、7月2日付けで広島地裁福山支部は懲役1年6月執行猶予3年(求刑は懲役1年6月)の有罪判決を下しています。なお、岡田被告は広島県教育委員会から懲戒免職処分を受けています
追記:岡田直晃被告(30)に対し、7月2日付けで広島地裁福山支部は懲役1年6月執行猶予3年(求刑は懲役1年6月)の有罪判決を下しています。なお、岡田被告は広島県教育委員会から懲戒免職処分を受けています
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