「紀州のドン・ファン」 元妻が公判で詐欺否認

須藤早貴被告(28)は夫の野崎幸助さんを覚醒剤中毒に見せかけて殺害した疑いで起訴されていますが、そちらはまだ公判前の争点整理が勧められている段階です
今回の裁判は須藤被告が2016年、「留学のための費用が必要」などと称して札幌市内の男性から2980万円を騙し取った詐欺事件についてです
当時須藤被告は19歳で、大金を得るため男を騙す手口はこの頃から始まっていたものと思われます


「紀州のドン・ファン」の元妻。別の男性に対する詐欺事件の初公判で争う姿勢を示しました。須藤被告は詐欺事件当時19歳でしたが、殺人という重大事件の被告として、すでに名前も報じられていることなどを鑑みて、JNNとしては実名で報じます。
2018年、「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家・野崎幸助さん(当時77)を急性覚せい剤中毒で殺害した罪に問われている元妻の須藤早貴被告(25)。
須藤被告は別の男性への詐欺罪でも起訴されていて、きょう初公判が行われました。起訴状によりますと、須藤被告(当時19)は2016年、北海道札幌市内の当時61歳の男性から海外留学の準備金名目でおよそ3000万円をだまし取った罪に問われています。
きょうの初公判で須藤被告は起訴内容について、「確かにウソをつき、金を受け取ったが男性もウソと知りながら私の体をもてあそぶために金を払った」と主張。弁護側は「被害男性はホステスだった須藤被告のことを心理的に支配したいために金を支払った」として、詐欺罪の成立について争う姿勢を示しました。一方、検察側は「被告の発言で被害男性が錯誤に陥り、金を振り込んだ」と指摘しました。
この詐欺事件は野崎さんに対する殺人事件の捜査の過程で発覚。須藤被告は犯行当時19歳でしたが、家裁送致の時に成人だったため、検察に逆送されていました。
(TBSニュースの記事から引用)


須藤被告は「男が自分の体を目当てに金を振り込んできたのだから詐欺ではない」との言い分です
いわゆる公序良俗に反する契約(この場合は、金と引き換えにセックスさせろ)は契約として無効ですから、須藤被告の主張のように詐欺罪は成立しません
ただし、須藤被告側が金と引き換えに体を提供するかのような話をし、男性をその気にさせたのであれば詐欺に当たるものと自分は解釈します
被害者男性が須藤被告に騙された際の事情をどう語っていたのか、上記の記事では明らかにされていません。一番大事なところです。なので、記事でばっさりと省略されてしまったのか、後日被害者が出廷して証言するのか、供述調書だけ読み上げるのか、気になります
本件は被告側と検察側の言い分が対立していますので、数回の公判が開かれ、証人も用意しているのではないかと推測します
ところで、一般の方が逮捕され、長期間の取り調べを受ければ体調を崩したりする場合もあるのですが、公判での須藤被告はしゃきしゃきしているようで、鬼のようなメンタルだなと感心します
この事件の判決は今年9月に予定されています

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